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秀穂ゴッドファーザーズ 14

◆z1nMDKRu0s氏

さて、次スレに移ったから何から書こうか迷うな
前スレまだ落ちて無いと思うからこっち読む前に読んどいて
そのうちに書き上がるから
つーわけで現在ゴッド部こと軽音部部室
昌姉ぇこと昌平が持ってきたユウの戸籍謄本と
義明の男装少女画像をわたわたしながら隠して会話再開
「ユウちゃんどうしてここに?」
昌姉ぇ焦るな、相手はここでやってたことは何も知らない!!

はず……
「ん、真から軽音部やってるって聞いたから探しちゃったよ」
だからって来んなユウ
義明の暴走ぶりが見られんジャマイカ
「そ、そうか…
そろそろ鍵返さなきゃいけないからまた今度な」
と必死な言い訳かます真、かなりキョドってんぞ
「あれ?ここって軽音部だったっけ?」
義明テメェぶっ殺す!!!!
キサマはこのバクダン(ユウ)をここに留めるのがどんなに危険か分からんのか!!!!!!
2ちゃん風に言えば空気嫁だこのアニモー!!


「で、ホントは何やってたの?
ってか義明って軽音部だったの?」
あーマズイ、ユウ完璧に疑ってやがる
「ちょっとアニソンでカッコイイのないか聞いてただけよね義ちゃん」
義明に向かって微笑む昌姉ぇの顔に書いてあること
テメェこれ以上逆らったら殺す!!!!
あーこわい
「そうそう例えば前深夜にやってたアドベンチャーのOP歌ってたALICE PROJECTとか……」
「アドベンチャーじゃねぇアヴェンジャーだ!!!!
しかもALICE PROJECTなんて存在しねぇよ!!!!
貴様天下のALI PROJECTを愚弄した罪は重いぞオラオラァ」
また始まった……
今度は昌姉ぇが首絞められてる
好きなバンドの名前間違えたからってここまで興奮するヤツも珍しいな。上の間違い言ったの真だけど
「かふっ、く…苦し……」
段々顔が真っ青になってくる昌姉ぇが死ぬのにあと10分


「あぁ知ってる、アリプロの月蝕のグランギョルだっけ?」
おぉユウタン知ってましたか、しかもアリプロなんて略語まで……
「知ってんの?」
義明クン興味しんしんデスねぇ
隠れオタを発見したような顔してますよー
「うん、確か『極彩の楽園 独裁者の庭園
時は一千一夜 魔の都』って歌だよね」
「ちょい待ち、お前一旦全部歌ってみ」
真どうした? 何か引っかかるものがあったか?
「え? 覚えてんのここまで」
「だったらホイ歌詞カード」
ちょっとまて義明、お前歌詞カードどっから出した
見間違いしてなけりゃ股間からでたぞ
「あ、うんありがと
ってアレこんなにグロい歌詞だったの!?」
グランギョルの歌詞見ての一言
まあ確かに普通なら
『錆び付く短剣を拾い上げこの胸に
向けてかざすたび赤き血が生きる痛みにたぎる』なんて想像するだけでコワいよな
「はいミュージックスタート!!」
真クン義明が持ってたCDをステレオに入れてスタート!!


は〜いミュージックスタート!!
「え? え? 歌える自信無いよ」
「「いいから歌え!!」」
みんなの迫力に押されて仕方なく歌い始めるユウタン
「頭上には星屑 落ちるは奈落の底 幕開けし暗黒 グランギョル」
あのーすみません
今歌ってんのユウですよね
ホントにユウだよね
作者CDしか聞いたこと無いんですけどここに
ア リ プ ロ を 超 え た 香 具 師 が い ま す よ
なんか迫力が違い過ぎるんですけど……
なにこの歌唱力、ユウおまいこんな才能あったんですか?
「お〜い、曲終わったよ」
いつの間にか終わってたみたい、あんた何者だよユウ
「あ、終わったのか」


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