ぴくの〜ほかんこ

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[111] 冒険のはじまりだ!!〜新しい仲間&新しい街へ★〜

ハルカ♪ #1★2004.01/12(月)18:00
第64話  ☆☆対決! VSセンリ(前編)☆☆


ハルカ「キャモメ、LET’S GO!」
キャモメ「ピー!」
センリ「だったら…いけ、ナマケロ!」
ナマケロ「ケロ…?」
ハルカ「あれが、ナマケロか…。」
センリ「こっちからいくぞ!ナマケロ、ひっかく攻撃!!」
ナマケロ「ケロ!!」
        [ひっかくは、見事顔面に攻撃された。]
キャモメ「ピ…!」
ハルカ「キャモメ、しっかり!みずでっぽう!」
キャモメ「ピ――!!」
センリ「ナマケロ、よけろ!」
ナマケロ「…ケロ!?」
センリ「ちっ!かかったか…。」
        [ナマケロは、センリの指示を無視した。そして、みずでっぽうは急所に当たった。]
ハルカ「やった!!」
タクヤ「何でナマケロは、センリさんの指示を…?」
ユイカ「それは、とくせいの“なまける”を発揮したの。」
カオリ「なまける…って何?」
ユイカ「たまになまけるの!面白い特性なんだよね!」
センリ「その通り!さてと、ナマケロ、みだれひっかき!!」
ナマケロ「ケロ〜〜〜〜!!!」
キャモメ「ピ―――…。」
ハルカ「キャモメ!!」
        [5回当たった。かなりのダメージが減った。]
ハルカ「キャモメ、つばさでうつよ!頑張って!」
キャモメ「ピ…ピー―――!!!」
センリ「ナマケロ、よけろ!」
ナマケロ「ケロ!」
        [ナマケロは、攻撃をかわした。…が!?]
ハルカ「引っ掛かったわ!」
センリ「何!?」
        [なんと、つばさでうつは、壁にそのまま当たり、跳ね返ってナマケロのほうに向かってくる。]
ナマケロ「ケ…ロ…。」
マサト「ナマケロ、戦闘不能。キャモメの勝ち!」
ハルカ「よし!第1バトル突破だわ!キャモメ、戻って!」
センリ「戻れナマケロ!…娘に負けるとは…。しかし、次の2回戦は負けるわけにはいかない。」
タクヤ「ハルカ、いいぞ〜!」
カオリ「やっぱり、ハルカの実力はすごいな〜!」
マサト「両者とも、準備!…バトルスタート!」
        2回戦目のバトルが始まった。
センリ「ヤルキモノ、いってこい!」
ハルカ「アチャモ、頑張って!」
ヤルキモノ「ヤル!」
アチャモ「チャモ!」
ハルカ「アチャモ、ひのこ!」
アチャモ「チャモ!!」
センリ「ヤルキモノ、よけろ!」
ヤルキモノ「…ヤル?」
ハルカ「え!?また…?」
         [ヤルキモノが特性を発揮し、ひのこは体に当たった。]
センリ「ヤルキモノ、ひっかく攻撃!」
ヤルキモノ「ヤル〜!!」
タクヤ「爪が鋭い…。」
カオリ「当たったらただじゃすまないよ…。」
         [そして、カオリが言ったとおりだった。]
アチャモ「チャモ〜〜!!!」
ハルカ「アチャモ!」
       [アチャモは半分ぐらいのダメージを受けたらしい。]
ハルカ「アチャモ、ほのおのうずよ!」
アチャモ「チャモ!!」
       [そして、巨大な渦が、ヤルキモノを巻き込んだ。]
ヤルキモノ「ヤル…!」
センリ「ヤルキモノ!!」
ハルカ「アチャモ、そのままヤルキモノに向かってひのこよ!」
アチャモ「チャモ〜…!」
センリ「甘いな!ヤルキモノ、アチャモにひっかく攻撃!」
ヤルキモノ「ヤル…ヤル〜!!」
ユイカ「さっきより威力が上がってるわ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「ええぇ!?」
アチャモ「チャモ〜!!…チャモ・・。」
マサト「(うそ…。)ア、アチャモ戦闘不能。ヤルキモノの勝ち。」
ハルカ「ぐっ…アチャモ、ありがとう!」
センリ「ヤルキモノ、いい戦いだったぞ!」
ハルカ「(あとは、カラサリスに限る…頼むよ!)カラサリス、LET’S GO!」
カラサリス「サリス!」
センリ「カラサリスか…なら、ケッキング最後の決着だ!」
ケッキング「ケッキンーグ!!」
タクヤ&カオリ&ユイカ
   「威力倍増〜〜!?」
マサト「さてと、バトルスタート!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #2☆2003.12/17(水)13:37
第65話  ☆☆対決! VSセンリ(後編)☆☆


センリ「ケッキング、あくびだ!」
ハルカ「あくび!?」
ケッキング「はぁ〜…ふぅ〜!!!」
        [ケッキングはあくびを出した。]
カオリ「さっきのって、ただの深呼吸じゃない!」
ユイカ「あくびは、次の攻撃をしたら、眠ってしまう攻撃なの。」
タクヤ「それってヤバイじゃん!」
ハルカ「カラサリス、全力でたいあたり!」
カラサリス「サリス〜!!」
        [たいあたりはケッキングに当たった。]
ケッキング「ケッキ…ング・・。」
センリ「ケッキングがよろけるほどすごい威力とは…。」
ハルカ「カラサリス、早めに起きてね!」
カラサリス「サリス…ZZZ…。」
        [カラサリスは眠り始めた。]
センリ「カラサリスが眠ったところで、ひっかく攻撃!」
ケッキング「ケッキ〜!!」
ハルカ「カラサリス、よけて!!…って言っても聞こえないよね!」
         [っと、その時だった…。]
ハルカ「カラサリス!?」
タクヤ「もしかして、進化?」
         [カラサリスは、暖かい光に包まれた。]
ママ 「しっかり撮っておかなきゃ!」
カオリ「じゃあ、アゲハントに…?」
センリ「バトル中に進化とは…。」
         [そして、光が消えた。中には…カラサリス!?]
カラサリス「サリス!!」
ユイカ「もぅ〜!!ややこし過ぎるよ〜!!」
ハルカ「じゃあ、今のって…。ポケモン図鑑で見てみようっと!」
図鑑 「カラサリスは、“だっぴ”という、異常状態になったときに、健康になる特性を持っている。その時に光に包まれるので、進化と間違いやすい。」
タクヤ&カオリ
   「絶対間違えるって!!」
センリ「だっぴか…。ケッキング、もう1回ひっかく攻撃!」
ケッキング「ケッキ〜!!」
カラサリス「サリ〜!!!
ハルカ「カラサリス、しっかり!ダメージが結構大きかったわね。どうしたら…ん!!いい事思いついちゃった!カラサリス、壁に向かっていとをはく!」
センリ「壁に向かって…!?」
マサト「いったいどんな作戦だろう…。」
カラサリス「サリ――――!!!」
          [糸は、壁に向かっていった。すると、反射して、ケッキングの所に向かってきた。]
ケッキング「ケッキング〜〜!!」
センリ「なるほど!壁に反射すれば、糸はケッキングと壁にくっついて、動けなくなるってことか…。」
ハルカ「ご名答♪さすがパパね!さてと、カラサリス、残りの体力をたいあたりにぶつけて!!」
カラサリス「サリス〜〜!!!!!」
カオリ「さっきより威力が大きーい!」
タクヤ「さすがハルカだ!」
          [カラサリスはそのまま動くことに出来ないケッキングにぶつかった。]
ケッキング「ケッキン…グ。」
センリ「ケッキング!?」
マサト「ケッキング戦闘不能。カラサリスの勝ち。よって勝者、チャレンジャー・ハルカ!!」
タクヤ&カオリ&ユイカ
   「やった〜〜!!!!」
ハルカ「勝った…パパに勝った…。」
センリ「戻れ、ケッキング。…ハルカ、さすが私の娘だ。さぁ、バランスバッチを受け取りなさい。」
       バッチは、太陽の光に反射されて、とてもきれいに光っている。
ハルカ「ありがとう。…や、やった〜!!バランスバッチ、GETかも!!」
ママ 「すごい試合だったわ、ハルカ!」
マサト「サトシさんほどだね。」
タクヤ「ハルカ、かっこよかったぜ!」
カオリ「ハルカおめでとう!」
ユイカ「いいバトル、見せてもらったわよ!」
       タクヤ達が、ハルカの周りに集まってきた。
ハルカ「うん…。ありがとう!」
センリ「(この実力ならあそこに行けるかもな…。)ハルカ、この次はやっぱヒワマキシティーか?」
ハルカ「そうよ!どうして…?」
センリ「ハルカ達…カラー諸島に行ってみないか!?」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「カラー諸島!!??」
        センリから、カラー諸島のことを言われたハルカ達。いったいこの先どうなるの…?
…つづく♪
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ハルカ♪ #3☆2003.12/17(水)14:51
第66話  ☆☆カラー諸島のこと…☆☆


カオリ「センリさん、カラー諸島ってなんですか?」
センリ「カラー諸島は、ここホウエン地方からずっ――っと南に行った所にある。そして…」
マサト「その隣にあるオレンジ諸島は、サトシさん達が旅をしたところ…だよね!」
センリ「まあ…そうだな…。(カラー諸島って、もしかしてパクリ!?)」
ママ 「マサト、パパたちの邪魔をしないの!さぁ、2階に行くわよ!」
マサト「は〜い。」
        ママとマサトは、バトルフィールドからいなくなった。
ユイカ「それで、カラー諸島にはいくつの島があるんですか?」
センリ「島は、『イエロー島』『パープル島』『サファイア島』『ルビー島』『グリーン島』の5つさ。でも、グリーン島には、ある秘密があるらしい。」
タクヤ「それはなんですか?」
センリ「私もよくわからないんだよ。研究員が中にはいって調べているらしいけどね…。」
ハルカ「ふ〜ん。」
センリ「それで、もし行くとしたら、残りのジム戦は後になるけど、ジム戦は逃げるわけじゃないし、行くなら今のうちだよ!どうする!?」
ハルカ「う〜ん…。」
タクヤ「面白そうだから、行ってみないか?」
カオリ「私もいいけどさ、ハルカの意見を聞いてからにしようよ!ハルカはどうする?」
ハルカ「……いってみよう。行ってみようよ!!」
ユイカ「ハルカなら、そうこなくっちゃ!」
センリ「じゃあ、決まりだな!船はカイナシティーから出るそうだ。あっ、そうそう!私のカメックスを連れて行きなさい!」
ハルカ「なんで!?パパの大事なポケモンじゃない!」
センリ「どうせ、次の島まで行く時、乗って行くものがないだろう。」
タクヤ&カオリ&ユイカ
   「うっ…。」
センリ「だから、カメックスを持っていきなさい!」
カオリ「でも、誰が手持ちに入れるの?」
ユイカ「私はコンテストのポケモンの育て方専門だから…。」
ハルカ「私の手持ち、3匹だもん。……そうだ!タクヤは?タクヤは、まだキノココだけだもん!2匹目いれてもおかしくないよ!!」
カオリ「なるほど!」
ユイカ「私は賛成よ!」
タクヤ「別にいいけどさ…俺でいいのか?」
ハルカ&カオリ&ユイカ
   「もっちろん!」
タクヤ「じゃあ…。センリさん、俺がカメックスのパートナーになってもいいですか?」
センリ「もちろんだとも!はい、モンスターボールだ。」
        センリから、カメックスを受け取った。
タクヤ「あ、ありがとうございます!」
ユイカ「よかったわね!」
ハルカ「本当!」
カオリ「センリさん、カイナシティーは、どうやって行くんですか?」
センリ「私のオオスバメたちに行ってもらうよ。」
ユイカ「どうして、飛行ポケモンも持っているんですか?」
センリ「ノーマルタイプと飛行タイプを持った、オオスバメなら持っていてもおかしくはないだろう!?」
ハルカ「さっすが〜!!」
センリ「じゃあ、10分後に外の庭に集合だ!いいな!?」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「わかりました!!」
********************************
〜リビングにて…〜
センリ「…ってことになったんだ。」
ママ 「でも、そのほうがきっといい体験になるわよ!私は賛成よ。」
マサト「僕もいきた〜い!」
ママ 「マサトはまだポケモンを使ったことないでしょ!」
マサト「ちぇっ!」
センリ「じゃあ、私も準備に取り掛かるから!」
ママ 「わかったわ!」
********************************
〜10分後〜
センリ「忘れ物はないな?」
ハルカ「大丈夫よ!修学旅行に行くんじゃないし!」
センリ「そうだな!さてと…出番だ、オオスバメたち!」
オオスバメ1「スバ!!」
オオスバメ2「スバスバ!!」
センリ「1匹につき、2人だぞ!」
       4人は、オオスバメに乗り込んだ!
センリ「オオスバメたちよ、カイナまでこの子供達を運んでいきなさい。」
オオスバメ1・2
   「スバ〜!!!」
       そして、2匹は地面から離れた。
センリ「頑張って来るんだぞ!」
ママ 「気をつけてね!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「いってきま〜す!!」
        4人は、笑顔で言い残すと、2匹は空へ上空し始めた。これこそ、冒険のはじまりだ!!
…つづく♪
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ハルカ♪ #4☆2003.12/18(木)12:02
第67話  ☆☆久しぶりのカイナシティー!!☆☆


カオリ「うゎ〜!!風が気持ち〜!!」
       ハルカ達4人は、オオスバメたちに乗って空を飛んでいる。
ユイカ「タクヤ、今どこら辺かな?」
タクヤ「ポケナビだと……あった!今は、…ん!?もうすぐカイナに到着だ!」
ハルカ「へぇ〜!結構早いんだ!」
オオスバメ1「スバスバ!!」
オオスバメ2「スバッ!!」
        2匹が会話をし始めた。
タクヤ「ねぇ、オオスバメたち、何言ってんだ!?」
ユイカ「さあ…。」
カオリ「到着についてじゃないの?」
ハルカ「かも知れないわね。……それよりさ、みんな見てみて!!」
タクヤ&カオリ&ユイカ
   「すっご〜い!!!!」
       4人が見た先は、空中から見たカイナシティーだった。海岸があるからだろうか、街が輝いて見える。そして、2匹は砂浜に向かっていった。
カオリ「砂浜に下りるみたいだね。」
タクヤ「そうみたいだな!」
         しばらくすると、砂浜に着陸した。
ユイカ「はぁ〜!楽しかった!」
ハルカ「オオスバメたち、ありがとう!パパによろしく言っといてね!」
オオスバメ1「スバスバッ!!」
カオリ「気をつけてね!」
タクヤ「また、遊びに行くからさ!」
オオスバメ2「スバッ!!」
          そう言って、2匹はトウカに戻っていった。
タクヤ「さてと、行こうぜ!」
ハルカ&カオリ&ユイカ
   「OK!!」
********************************
〜カイナシティーに到着〜
ハルカ&タクヤ
   「ひっさしぶり〜!!」
カオリ「カイナって、市場もあるんだ〜!」
ユイカ「ついでだから、食料買いに行かない?」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「さんせ〜い!!」
       そして、4人は市場に行った。もちろん、4人とも初めてだ。
ハルカ「市場っていいかも!」
       市場は、すごい買い物客でにぎわっていた。
カオリ「ポケモンフーズが1週間分で100円!?ありえないっ!!」
タクヤ「ドリンクだって、1L200円だよ!!」
タクヤ「ここなら、いっぱい買っても大丈夫だな!」
       そうして、4人はいろんなものを買い込み、30分後やっと出てきた。
ハルカ「これなら、カラー諸島に行っても、食料に困らないね!」
タクヤ「安いから、使ったのたったの1000円だったしな!」
カオリ「ついでにモンスターボールときずぐすりも買ったし!」
ユイカ「本当に助かっちゃった!」
ハルカ「そういえばさ、船って何時に出るの?」
        その時、放送が流れてきた。
   『カラー諸島行きの船は、まもなく出港いたします。お乗りの方は、至急お乗り下さい。』
カオリ「ヤバイじゃん!早く行こう!」
ユイカ「ハルカとタクヤも早く〜!」
        カオリとユイカは、もう走り始めた。
ハルカ「買いすぎて早く走れないんだも〜ん!」
タクヤ「ってか、俺が一番遅いじゃん!待ってくれよ〜!!」
********************************
〜船の中にて…〜
ハルカ「はぁ〜、疲れた…。」
タクヤ「カオリと…ユイカ・・はやい…んだよ…。」
ユイカ「そんなに買ったからだよ!(人の事言えないけど…)」
カオリ「でも、船に間に合ったからよかったじゃん!ちょうどタクヤが乗ったら動き出しちゃったもんね!」
       そして、4人は深呼吸をした。
ハルカ「カラー諸島の旅も、本格的になってるかも!」
タクヤ「着くのは、明日だしね!」
カオリ「どんなところかな?わくわくするよ!」
ユイカ「きっといいところだよ!カラー諸島に向けて、」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「LET’S GO!!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #5☆2003.12/19(金)14:19
第68話  ☆☆いよいよ到着、イエロー島♪☆☆


 〜翌朝のこと…〜
   『まもなく、カラー諸島に到着です。降りる準備をお願いします。』
ハルカ「おはよう…ってか、もうすぐ到着じゃん!みんな起きて〜!」
      ハルカはベットからすぐおりると、すぐさまみんなを叩き起こした。
ユイカ「どうしたの…。」
カオリ「なんかあったの…ふぁ・。」
ハルカ「なんかあったの…じゃなくて、もうすぐ到着だよ!」
タクヤ「マジで!?まだ朝ごはんすら食べてないじゃん!」
カオリ「朝ごはんのことはいいからさ!」
ユイカ「たぶん、私たちだけだよ、準備してないの…。」
ハルカ「もう、そんなことはどうでもいいから!」
          すると、また放送が流れた。
     『カラー諸島に到着いたしました。よい旅をお過ごし下さい。』
ハルカ「みんな、行くよ!」
タクヤ「ハルカ早すぎ!」
カオリ「…っと出来た!お先に!」
ユイカ「ハルカ・カオリ、待ってよ〜!」
********************************
ハルカ「はぁ〜!ギリギリセーフ…!」
タクヤ「なんで、いつも俺らはギリギリなんだ…はぁ…。」
カオリ「でも、間に合ったんだから…。」
ユイカ「そうだよ!気にしないでよ…はぁはぁ…。」
ハルカ「それよりさ、朝ごはん食べよう!走ったから、お腹空いたでしょ?」
カオリ&タクヤ
   「さんせ〜い!!!!」
ユイカ「向こうに、野原があるから、そっちで食べましょう。」
       そして、4人は野原に行って、ご飯を食べ始めた。
ハルカ「携帯食品も結構いけるかも!」
ユイカ「水もおいし〜!」
         そうして、しばらく沈黙が流れた。
カオリ「……ごちそうさま!」
タクヤ「なんとか復活だぜ!」
ハルカ「さてと、みんな食べ終わったところで、これからのことを相談しよう!」
タクヤ&カオリ&ユイカ
   「了解♪」
       すると、ハルカは船の中でもらったパンフレットを広げた。
ハルカ「えっと…あった!まずはここ、イエロー島!」
      そう言うと、5つの島の中で一番小さい島を指差した。レモンみたいな形をしている。
カオリ「説明によると…『ポケモンコンテストの最初の地として知られています。ポケモンコーディネーターの方は、ぜひ寄ってみて下さい。』っだってさ。」
ユイカ「ポケモンコンテストの最初の地…かぁ〜。」
タクヤ「なんか地図を見るとさ、ほとんどの地域が黄色くねえか!?」
カオリ「言われてみれば…」
ハルカ「そうかも…。」
ユイカ「だから、イエロー島っていうんだね!」
        4人とも深くうなずいた。
ハルカ「あと、ここの名物はボールだって。」
タクヤ「ボールって、モンスターボールとかの?」
ハルカ「そうみたい。」
カオリ「じゃあ、名物を見に行ってから、コンテストってのはどう?」
ハルカ&タクヤ&ユイカ
   「OK!!」
カオリ「っということで、出発しよう!」
        とうとう、カラー諸島に着いた4人。これから、5つの島で、何が起ころうとしているのか!
…つづく♪
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ハルカ♪ #6☆2003.12/20(土)17:12
第69話  ☆☆タツアキとの出会い☆☆


ユイカ「みんな、街が見えてきたわよ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「本当だ!!」
       やっとのことで街を見つけた4人は、すぐさまに走っていった。
ハルカ「ここがイエロー島の街か…。」
カオリ「なんかホウエンとだいぶ違うよ!」
      周りの景色を見ながらしばらく歩いた。
タクヤ「思ったんだけど、街の感じがアルトマーレみたいじゃん?」
ユイカ「本当だね!」
???「だろう?ここはアルトマーレの兄弟みたいな街だからな!俺の名はタツアキ。よろしく!」
ハルカ「私はハルカ。」
ユイカ「私はユイカです。」
タクヤ「俺はタクヤ。」
カオリ「あたいはカオリ。」
タツアキ「君たちは、旅の者かい?」
ハルカ「そうですけど。」
タツアキ「もしかして今日初めて来たとか。」
カオリ&ユイカ
   「当たってる〜!!!」
タクヤ「なんでわかったんですか?」
タツアキ「君たちの会話を聞けばわかるよ。ついでだけど、俺の店にこない?名物がたくさん売ってるんだ!」
ハルカ「ぜひ行きます!」
        ハルカが目を光らせながら言った。
タツアキ「じゃあ決まりだな!ついてきて!」
      そう言うと、ハルカ達はタツアキについていった。家と家の間を通り、橋を渡り、人ごみの中を掻き分けたり……。そうしているうちに、ある店の前に着いた。
タツアキ「ここが俺の店だ。ゆっくりしていって!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「ありがとうございます!」
       4人はお礼を言うと、すぐに品物の前に行った。
カオリ「すご〜い!40年前のモンスターボールだって!」
タクヤ「こっちだって、新発売のダイブボールが売ってるよ!」
ユイカ「ねえ、モンスターボールの首飾りっていうのも売ってるよ!」
カオリ「モンスターボールでも、崩せばいろんなものに使えるんだ〜!」
タクヤ「なんか、見直しちゃったぜ!」
        そのころ、ハルカはタツアキにバッチ入れみたいな品物を聞いている。
タツアキ「それは、“ポケモンポケット”っていうもので、各島にある海の灯台に“カラーバッチ”っていうそれぞれの島の色をしたバッチがあるんだ。それを入れるための箱だよ。それを4つ集めると、グリーン島に入れるんだけど、バッチを集めるまでが大変みたいだよ。」
ハルカ「そうなんですか…。(なんか、冒険っぽくなってきたかも!)それはいくらですか?」
タツアキ「300円!結構お手柄な値段だよ。」
ハルカ「じゃあ、ください!」
********************************
タクヤ「いろいろありがとうございました!」
タツアキ「いえいえ!カラー諸島の旅、頑張ってね!」
ユイカ「それと、コンテストのどうたらこうたらって聞いたんですけど…。」
タツアキ「コンテストの足跡って所で謎はわかるよ。」
カオリ「場所はどこですか?」
タツアキ「オレンジ半島って所。ここから東に進めばわかるよ。オレンジ諸島に一番近い町だからね!」
ハルカ「わかりました!」
タツアキ「それじゃあ、気をつけてね!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&ユイカ
   「はい!」
      そう言い残すと、4人は東に向かって歩き始めた。コンテストの足跡に向けて…。
…つづく♪
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ハルカ♪ #7★2003.12/22(月)13:40
第70話  ☆☆コンテストの足跡、ユイカとの別れ!?☆☆


    タツアキと別れて、コンテストの足跡に向かうハルカ達。そして、とうとうその前の前まで来た。
ユイカ「ここがコンテストの足跡…。」
カオリ「なんか、城みたいな形だよね!?本当にこん中にあるの?」
ハルカ「あるんじゃない?だって、看板に『コンテストの足跡へようこそ!』って書いてあるじゃん!」
       ハルカは近くにある看板を指差した。
タクヤ「まぁ、とりあえず入ってみよう!ここで止まってても何も始まらないからさ!」
     そう言って、タクヤは入り口に入っていった。
ハルカ「タクヤ早すぎ〜!!」
ユイカ「待ってったら〜!!」
       そして、女3人もタクヤの後に続いた。
********************************
カオリ「うゎ〜!入った瞬間から凄〜い!」
      中にはいると、昔のコンテストの写真やリボンの種類などが箱の中に入ってあちこちに飾ってあった。
ユイカ「あのさ、別行動しない?私、見たいものがあるからさ。」
ハルカ「いいんじゃない?ユイカが一番楽しみにしてたんだもん♪」
タクヤ「じゃあ、また後でここに集合!っでいいか?」
ハルカ&カオリ&ユイカ
   「OK!!」
        そうして、4人は別々になった。
ユイカ「えっと、アレがあるのは…あった!」
      ユイカが目にした物は、コンテストの歴史が描いてある絵だった。
ユイカ「(呟き)ポケモンコンテストは、今から約1000年ほど前イエロー島で生まれた。当時の種目は、『力の強さ』と『優しさ』だった。が、それから約200年後、今の『かっこよさ』『かわいさ』『うつくしさ』『たくましさ』『かしこさ』に変わった。けれど、変わった理由は、今現在わかっていない。(へぇ〜、そうなんだ…。)」
      ユイカは、そこから離れて、一番角にある昔の写真に目を通した。
ユイカ「これが昔のコンテストなんだ…え!?なんでこのポケモンが…?」
     なんと、写真の中に、この世にはめったに見られないポケモンがたくさん写っていた。ユイカは、ふと隣にあった説明を見た。
ユイカ「このポケモンは、ミュウ。昔は普通に見られていたポケモンの1つ。けれど、環境が大きく変化し、ほとんどが絶滅してしまった。今は南アメリカに生息してるらしい。」
        ユイカはしばらく黙り、また呟きだした。
ユイカ「コンテストの歴史をもっと調べてみたい。コンテストにポケモンを参加させてみたい。けれど……みんなに迷惑がかかるかも知れない。どうしよう…。」
      すると、ユイカはその場に座り込み、頭を抱えながらこう言った。
ユイカ「どうすればいいの……?」
********************************
      入り口の前で、ハルカ・タクヤ・カオリが何かしゃべっているところに、ユイカが姿を現した。
ハルカ「おかえり!どうだった?」
ユイカ「うん…。コンテストの歴史がよくわかったよ…。」
タクヤ「そうか!よかったな!」
ユイカ「……」
カオリ「ユイカ、どうしたの?具合でも悪い?」
ユイカ「あのさ…話があるの…。」
ハルカ「話って何!?」
ユイカ「……私、…ここに残りたいの!」
タクヤ&カオリ
   「ユイカ!?」
ハルカ「………」
ユイカ「私、コンテストの歴史や絵を見たとき、コンテストのことをよく知りたい!って思ったの…。この街でも、たまにコンテストが行われるって聞いたから、それを機会になにか知りたいなって思って…。」
ハルカ「……いいんじゃない?」
タクヤ「ハルカ…。」
ハルカ「ユイカ、コンテストのこと大好きだもん♪コンテストのことよく知りたいのは、いいと思うよ!ユイカの好きなようにしなっ!私は別にかまわないよ!!」
カオリ「あたいもそう思う!ばあちゃんがよく、あたいにいつも『自分が好きなようにやりなさい。』って言ってたもん。【第34話に載ってるよ☆】あたいも大賛成!」
タクヤ「俺もかな?ユイカの人生は1度きり。その間に好きなことやらなくちゃ!」
ユイカ「みんな…。ありがとう…。」
       そう言うと、ユイカはなき始めた。
ユイカ「いつもいつも…ありがとう…。」
ハルカ「ユイカ、そんな泣くこと…いわ・・ないでよ・・。」
        ハルカもつられてなき始めた。
カオリ「大丈夫!あたいたちには、トランシーバーがあるじゃない!いつでも電話できるよ…。」
タクヤ「カオリの言うとおりだよ…。」
      そしてとうとう、他の2人も泣き始めた。第36話から一緒に旅をしてきた仲間だからね。(←関係ないじゃん!)
********************************
〜コンテストの足跡から出てきて…〜
ハルカ「じゃあ、私たち行くね!」
カオリ「ユイカ、頑張ってね!」
タクヤ「たまには、電話くれよ!」
ユイカ「冒険、頑張ってね!」
        そして、沈黙が流れた。
ハルカ「じゃあ!」
ユイカ「うん!」
カオリ「さよならは言わないよ!」
ユイカ「わかってるって!」
タクヤ「がんばれよ〜!」
         そして、コンテストの足跡とユイカを後にし、ハルカ達の冒険はまだまだ続く。
…つづく♪
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ハルカ♪ #8★2003.12/25(木)16:40
第71話  ☆☆不思議な建物、海の灯台inイエロー島!!☆☆


ハルカ「ここみたい。」
      ハルカはタクヤとカオリに呼びかけた。
タクヤ「ここが…」
カオリ「海の灯台…か…。」
       3人はため息をついた。そして、ハルカの口が開いた。
ハルカ「よし!…じゃあ、中に入ろう!」
タクヤ&カオリ
   「わかった!」
        そうして、3人は海の灯台の中に入っていった。

〜海の灯台・1F〜
ハルカ「うゎ〜!!こんなに広いんじゃ、バッチを探すのが大変じゃない!」
     ハルカが文句の様なびっくりのような声で言った。
タクヤ「灯台ぐらいだから、すごい高さだな。」
カオリ「絶対4階以上はあるよ…。」
       タクヤ達もびっくりしている。
ハルカ「いったいどこを探せばいいの…ん!?」
タクヤ「どうしたハルカ。」
ハルカ「これよこれっ!!みんな見て!」
カオリ「ハルカ、今日運が絶好調じゃん!!」
       ハルカが見つけたものは、灯台の地図だった。しかもまだ新品…!
カオリ「なんか、それっぽいの無くない!?」
ハルカ「言われてみれば…。やっぱりバッチは伝説なの…」
タクヤ「これじゃん!!」
     ハルカの台詞の途中に、タクヤが大声を上げた。
ハルカ「っで、何があったの?」
タクヤ「この×の所、バッチがある場所じゃん?…ほら、3Fの!」
カオリ「タクヤ、今日運が絶好調じゃん!!」
ハルカ「じゃあ、そこに行ってみよう!」
タクヤ&カオリ
   「おぉ―――――!!!」
********************************
〜海の灯台・3F〜
タクヤ「あのさ…なんかさっきから、変な視線が感じるんだけど…。」
ハルカ「私も…。ちょっと気味悪いかも…。」
カオリ「大丈夫よ!お化けが出るわけでもないし!!ほらほら、先に行くよ!!」
ハルカ&タクヤ
   「う…うん…。」
       そして、カオリを先頭にどんどん奥に進んでいった。
カオリ「ねぇ、バッチのところって、ここでいいんじゃない?」
タクヤ「でも、バッチが無いじゃん。」
ハルカ「思ったんだけどさ、これってそうじゃない?」
      ハルカは変な赤い箱を見つけた。
タクヤ「開けてみれば?」
ハルカ「うん…。」
       そして、そ〜っと箱のふたを開けた。
カオリ「きれい…。」
ハルカ「1個目のバッチ、GETね!」
      カラーバッチは、黄色でダイヤの形をしていた。まるで星の欠片みたいだった。
タクヤ「さてと、戻ろうか!」
ハルカ「さんせ〜い!」
カオリ「用も済んだしね!」
       …っと、その時だった。
???「ワル!?」
???「ゴー!!」
      どこからか、ポケモンの声がした。
ハルカ「え!?何…?」
タクヤ「また変な視線を感じるんだけど…。」
カオリ「…………」
???「ワル〜!!!!」
???「ゴ―――!!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「お化け―――――――!!!!!!!」
       3人はビックリしてすごいスピードで逃げていった。正体は…
ヨマワル「ワル!?」
ゴース「ゴー!?」
      ヨマワルとゴースが脅かしていました。それにしても、カオリってやっぱり怖がりだったんだね。
…つづく♪
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ハルカ♪ #9☆2003.12/26(金)14:42
第72話  ☆☆パープル島への準備開始!!☆☆


タクヤ「はぁ〜!やっと抜けられたよ!!」
ハルカ「やっぱり灯台は怖いんだね。」
カオリ「まぁ、もう終わったことだし、気にしない気にしない!!」
タクヤ「最後怖がってたくせに!!」
カオリ「そのことはお終い!!」
ハルカ「それより…やっと1個目のバッチGETできてよかった!!」
       ハルカはバッチをポケモンポケットにしまった。
カオリ「…あのさ、この後何所に行くんだったっけ!?」
タクヤ「たしか…パープル島だったよな!?」
ハルカ「ちょっと待って。」
        ハルカはポケットから地図を取り出した。
ハルカ「うん、ここから近いのはパープル島だよ!船乗り場でポケモンに乗ると約40分で着くって!結構近いかも!!」
タクヤ「今度は正方形の形だな!」
カオリ「変な形!」
ハルカ「なんか説明みたいなものない!?」
         しばらくして、カオリがしゃべりだした。
カオリ「あったよ!『パープル島、ポケモンが豊かに暮らしている島。きのみが有名で木には毎日実っている。』だって!」
タクヤ「きのみかぁ〜。たくさん食べたいぜ!!!」
ハルカ「携帯食料があるでしょう!」
タクヤ「ちぇっ!!」
カオリ「ねぇ、今から行くと夕方までには着くよ。どうする?」
      カオリは近くにあった花時計を見ながら言った。
ハルカ「暗くなってからじゃ、危ないもんね。」
タクヤ「じゃあ、今から出発だ!!」
ハルカ&カオリ
   「OK!!」
********************************
〜船乗り場〜
タクヤ「いけ!カメックス!」
カメックス「カメー!!!」
カオリ「なんだか怖そう…。」
タクヤ「ハルカ、カメックスが今覚えてる技をポケモン図鑑で調べることってできる?」
ハルカ「まぁ、出来るかわからないけど。」
       そうして、ハルカはポケモン図鑑を出した。
図鑑 「カメックスが今覚えている技は、ハイドロポンプ・からにこもる・ロケットずつき。」
ハルカ「なみのりが覚えてないわよ!」
タクヤ&カオリ
   「ええぇ〜!!!」
タクヤ「海を渡れないじゃん!!」
カオリ「どうするの〜?」
ハルカ「…お2人さん、あるものを忘れていない?」
タクヤ「あるものって…。」
ハルカ「ひでんマシン・なみのりよ!」
カオリ「ああ〜!謎の少年にもらったやつね!」(第54話を見てね☆)
ハルカ「タクヤ、これをカメックスに近づけて!」
      タクヤはハルカから貰ったひでんマシンをカメックスに近づけた。
カメックス「カメ――――!!」
       カメックスが海に潜った。
タクヤ「カメックス!?」
カオリ「技を覚えたみたい!」
ハルカ「さてと、さっそく出発の前にっと……あった!」
      ハルカはバッグからトランシーバーを出した。
タクヤ&カオリ
   「!!??」
ハルカ「……もしもし、ユイカ?」
ユイカ「ハルカ?どうしたの?」
         電話の相手はユイカだった。
ハルカ「あのね、パープル島に向けて、今から冒険に出るの。それを知らせようと思って…。」
ユイカ「…そう。いってらっしゃい!頑張ってパッチを手に入れてね!」
ハルカ「OKOK!!ユイカも頑張ってね!」
ユイカ「そっちだって!じゃあね!」
          【ピッ!】
カオリ「ユイカとも本当にお別れね…。」
タクヤ「そうだな…。」
ハルカ「何暗くなってるの!行くわよ!」
タクヤ&カオリ
   「わかってるって!」
        そして、3人はカメックスの背中に乗った。
ハルカ「パープル島に向けて…」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「冒険のはじまりだ!!」
カメックス「カメ――――!!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #10★2003.12/28(日)18:32
第73話  ☆☆ハルカ達とサニーゴ!!☆☆


     ハルカ達3人は、ただいまカメックスのなみのりで移動中。だけど…!?
ハルカ「はぁ〜、いつになったら着くの〜?」
カオリ「まだ1時間20分しかたってないじゃん!!着くわけないよ!」
タクヤ「(カオリ詳しすぎっ!)まだ昼だしね、あと2時間ぐらいで着くんじゃないか?」
ハルカ「うそ〜!!…。」
       そして、しばらく沈黙が流れた。…っとその時だった。右のほうから、何かのポケモンの集団がこっちに向かってきた。
???「サニ!サニサニーゴ!!!」
タクヤ「うゎ!なんだよ、このポケモン!」
ハルカ「図鑑図鑑…。」
図鑑 「サニーゴ。水と岩のタイプを持ってる。サニーゴの角は生え変わり、その角は高く売れる。」
カオリ「へぇ〜、サニーゴか。」
ハルカ「でも、なんでサニーゴの群れが…?」
サニーゴ「サニサニサニ!!」
カメックス「カメ!カメカメックス!!!」
サニーゴ「サニサニ!!」
       カメックスとサニーゴが、何か話している。
タクヤ「何話してるんだ!?」
カオリ「わからない…。」
サニーゴ「…サニサ!サニーゴサニサニ!!」
サニーゴ他「サニサニッ!!!」
        1匹のサニーゴが他のサニーゴに命令している。
サニーゴ全「サ―ニ――――!!!」
       そして、サニーゴ達がハルカ達に向かってとげキャノンをしてくる。
ハルカ&カオリ
   「いたいたいたいたいたいたいた―――――い!!!!!!」
タクヤ「カメックス、全速力で前に進め!ハルカ・カオリ、しっかり捕まってろ!」
ハルカ&カオリ
   「OK!!」
      そして、カメックスは前方をすごいスピードで泳いだ。なんとかサニーゴの群れから抜けられたハルカ達だったが…。
ハルカ「んも〜!なんなのよあのサニーゴ達!私たち何もしてないのに〜!!」
カオリ「本当!頭にきちゃう!!」
カメックス「カメカ!カメカメカメック!!」
        カメックスはタクヤに何か言っている。
タクヤ「…うん、そうだったのか。だからサニーゴ達が攻撃してきたんだな。」
ハルカ「タクヤ、何かわかったの?」
タクヤ「たぶん、サニーゴ達が攻撃してきたのは、あそこはちょうどサニーゴ達のなわばりの場所だったと思う。そして、俺達が入ってきてサニー後の1匹がカメックスと話したんだけど、信じてもらえず攻撃した。ってことだけど…。」
カオリ「たぶん、そうよ!」
ハルカ「でも、なんで話を信じてもらえなかったの?」
タクヤ「カメックス、どうなんだ?」
カメックス「カメ〜…。」

〜リプレイ〜
???「サニ!サニサニーゴ!!!」
(通訳:こら!何やってる!!)
タクヤ「うゎ!なんだよ、このポケモン!」
ハルカ「図鑑図鑑…。」
図鑑 「サニーゴ。水と岩のタイプを持ってる。サニーゴの角は生え変わり、その角は高く売れる。」
カオリ「へぇ〜、サニーゴか。」
ハルカ「でも、なんでサニーゴの群れが…?」
サニーゴ「サニサニサニ!!」
(通訳:なんで俺達の所に入るんだ!!)
カメックス「カメ!カメカメックス!!!」
(通訳:ちがう!俺達は知らないんだ!!)
サニーゴ「サニサニ!!」
(通訳:うそつけ!!)

タクヤ「…ってことだったんだ。」
カメックス「カメカメ…。」
ハルカ「なんだが意地悪ね。」
カオリ「今度あったらただじゃ置かないんだから!!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「はぁ〜!!」
        そして、みんな無言のまま時間がどんどん過ぎた。
カメックス「……カメ!カメカメカメ!!」
ハルカ「え!?何々?」
カオリ「…みんな、前を見て!」
ハルカ&タクヤ
   「うゎ〜!!!!」
       目の前に第二の島、パープル島が夕日に染まって赤く見える。
カオリ「カメックス、そのまままっすぐ!」
カメックス「カメ―ックス!」
      カオリったら、張り切ってるね〜。さて、パープル島に到着するハルカ達、今度の島でいったい何がおきようとしているのか!
…つづく♪
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ハルカ♪ #11☆2003.12/29(月)17:59
第74話  ☆☆パープル島危機一髪!?(前編)☆☆


ハルカ「ここがパープル島ね!」
タクヤ「島全部が野原じゃねえか!?」
カオリ「だって、ポケモンが豊かに暮らす島じゃない!」
       ハルカ達はやっとパープル島に到着した。島には、木が林みたいになってるところや1本2本のところなど、場所がたくさんある。
カオリ「今日はもう遅いし、PCを探して泊まろう!」
タクヤ「OKOK!俺もう腹ペコだよ…。」
ハルカ「私も〜!」
カオリ「じゃあ決まりだね!」
********************************
〜PCの中〜
ハルカ「ジョーイさん、部屋を1泊分貸してくれますか?」
ジョーイ「どうぞ。あなた達の部屋は006号室よ。」
ハルカ「はい!」
       そうして、3人はその部屋へと向かった。
タクヤ「ここがそうみたいだな。」
カオリ「やっと寝っ転がれるわ〜!」
         【カチャ!】
       ドアを開けると、3人はベットに向かってダ〜ッシュ!
ハルカ「はぁ〜、もう私Down…。」
カオリ「Me too〜!」
タクヤ「(2人とも英語かよ!)腹へって動けね〜!」
      しばらく無言になり、やっとハルカの口が動いた。
ハルカ「ねぇ、開店してる内にご飯を食べに行こう♪」
タクヤ「ってことは…、」
タクヤ&カオリ
   「木の実食べほうだ――――い!!!」
ハルカ「はぁ〜・・。」
       そして3人は食堂の方に走っていった。
********************************
〜食堂〜
タクヤ&カオリ
   「おいし〜い!!」
       相変わらず2人は食べるのに夢中…。
ハルカ「美味しいご飯はいつもこれだもん。もっとゆっくり食べなよ!のどに詰まる…」
タクヤ&カオリ
   「うぅ……。」
ハルカ「よ…。(遅かったかも…。)ほら、水を飲んで!」
         そして2人は水をガブガブ飲んだ。
タクヤ「死ぬかと思った〜!」
カオリ「生き返った〜!」
ハルカ「………」
        そしてこのあとも、また同じことが2回も続いた。やれやれ…。
********************************
〜部屋の中〜
ハルカ「もう〜!2人とも絶対食べすぎだよ!」
タクヤ「だって、1度食べ放題してみたかったから…。」
カオリ「あたいも…。」
ハルカ「まぁ、別にいいけどさ。(昔同じことしたから言えないけど)」
      そうして、ハルカは顔を赤くした。
タクヤ「ハルカ、顔が赤くなってどうしたの?」
カオリ「はは〜ん、もしかして過去1回あたいたちと同じことをしたね!」
ハルカ「どうしてわかるのっ!?…言っちゃった…。」
タクヤ&カオリ
   「やっぱり…。」
        実は…ハルカが7歳の時、バイキングで大好きなご飯をたくさん食べてたら、食べ過ぎてしまい腹痛で1週間寝込んだのである。
カオリ「ハルカにもそういう過去があったんだね〜。」
ハルカ「そのことはどうでもいいじゃない!」
タクヤ「まぁまぁ2人とも…!」
       ハルカ&カオリが食べ過ぎのことでもめて5分経った。…っとその時!!
???「ワニノコ、かみつく!」
ワニノコ「ワニ―!!」
         【バチバチ…プツン!】
       変な女の人の声とともに、PCが停電になった。たぶんワニノコのかみつくで、電線が切られたからだろう。
ハルカ「きゃ!何が起こったの?」
カオリ「そんなこと言われても暗いからわからない!」
タクヤ「いてっ!だれか俺の足踏んだだろう!!」
ハルカ「そんなことしらない!」
      あんなこんなで、ハルカ達はパープル島最初のピンチを乗り越えることが出来るのか…?
…つづく♪
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ハルカ♪ #12★2003.12/31(水)16:59
第75話  ☆☆パープル島危機一髪!?(後編)☆☆


ハルカ「ねぇ、この窓から出れるみたい!」
タクヤ「じゃあここから出るぞ!」
カオリ「OK!」
       そして、3人はやっとPCから出られた。
ハルカ「はぁ〜、ひどい目にあった!」
カオリ「でも誰がやったの?」
タクヤ「…おい、海の灯台を見てみろ!!」
ハルカ&カオリ
   「……ああ!!!」
       3人が見た先は、何かの集団が灯台で何かをしている所だった。
ハルカ「あそこに行ってみよう!なにかわかるかもしれないから!」
タクヤ&カオリ
   「さんせ〜い♪」
       ハルカ達はもうダッシュで灯台に向かった。
********************************
〜海の灯台〜
???「ユイナ様、PCを荒らしてきました。」
       したっぱらしき人がユイナという人に何か話している。
ユイナ「よくやった。あとはBグループが戻ってくれば完璧だ。」
したっぱ「ユイナ様、次の目的地はどちらでしょう?」
ユイナ「イエロー島のオレンジ半島にあるコンテストの足跡だ。あそこにはポケモンのことがたくさんわかるからな!」
したっぱ「了解しました。」
        っとその時だった。
ハルカ「あなた達ね、PCの電線を切ったのは!」
      ハルカ達が到着した。
ユイナ「大正解、かわいいお嬢ちゃん!」
カオリ「いったいあなた達は何なの?」
ユイナ「私たちはアクア団。この世界を海で埋め尽くす…これが私たちアクア団の目的。ちなみに私の名はユイナ。アクア団の幹部よ。」
タクヤ「なんでPCの電線を…」
したっぱ「それは力試しさ!」
       タクヤがしゃべってる途中したっぱが答えた。
ユイナ「とにかく、子供には関係ないの!」
ハルカ「…もう許せないんだから!アチャモ、アクア団をやっつけて!!」
アチャモ「チャモ!!」
ユイナ「グラエナ、相手にしてやって!」
グラエナ「グラ!」
ハルカ「アチャモ、かえんほうしゃ!」
ユイナ「よけてかみつく!」
       [アチャモはかえんほうしゃで攻撃した。でも、グラエナがアチャモの後ろに回り、かみつくを食らった。]
アチャモ「チャモ…チャモ。」
ハルカ「アチャモ!!」
        [アチャモは先頭不能になった。]
カオリ「つ…強すぎるよ!このグラエナ…!」
タクヤ「アチャモを1発で…。」
ユイナ「あなた達のレベルが弱すぎるの!」
       ユイナがハルカ達に話してる時…
Bグループ「ユイナ様、ただいま戻りました!」
ユイナ「やっときたか!さて、コンテストの足跡に行くよ!」
全員 「了解しました!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「こ…コンテストの足跡!?」
        ハルカ達はビックリのあまり声が少しかすれた。
タクヤ「あそこ、ユイカがいるぜ!ユイカが危ないじゃないか!」
ユイナ「ユイカ…!?」
        ユイナの様子が変わった。でも、また元通りになった。
ユイナ「ユイカは…ユイカは別にいいわ!出発よ!」
      そして、アクア団はヘリに乗り込み、イエロー島に向けて飛びだった。アクア団の本当の目的は…?
…つづく♪
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ハルカ♪ #13★2004.02/03(火)21:27
第76話  ☆☆パープル市場、ハルカ4匹目GETかも♪☆☆


     いろんなことがありながら、朝が来た。今ハルカ達は公園にいる。
ハルカ「はぁ〜!やっと朝が来た〜!!」
カオリ「夕べは大変だったもんね!」
タクヤ「ところでさ、今日は何処に行くんだ!?」
ハルカ「こんなことのために地図があるんでしょ!」
        ハルカはポケットから地図を出して地面に広げた。
タクヤ「なんか面白そうなところないか?」
ハルカ「…みたいだね…。」
        そして全員無言になった。しばらくしてカオリがしゃべりだした。
カオリ「このパープル市場、面白そうじゃない?」
        カオリはその場所を指差した。
ハルカ「なにかあるかもしれないしね!」
タクヤ「じゃあ決まり!行こうぜ!」
       …ということで、3人は市場に向かうことにした。
********************************
〜パープル市場〜
      市場には食べ物・きのみ・雑貨・本などいろんなものが売っている。いろんな買い物客でにぎわっている。
ハルカ「なんかカイナシティみたい!!」
タクヤ「店の数がすごいな、これ…。」
カオリ「なんかキンセツのゲーム屋に入ったみたい!」
        3人が市場を眺めて歩いていると、向こうのほうから騒がしい声が聞こえてきた。
タクヤ「あれなんだろう?」
カオリ「とにかく行ってみよう!」
      そうして3人はそっちのほうへ行ってみた。その正体はマジックショーだった。
男の人「…では次におなじみのポケモンマジックショーです。」
観客 「イエ〜イ!!」
タクヤ「ポケモンマジックショー…!?」
       そう言うと男の人がかぶっていた帽子を地面に置いた。
男の人「1、2、3〜!!!」
       掛け声とともに帽子をあげると、なんとポケモンが出てきた。
エネコ「ミャ〜オ!」
カオリ「エネコだ!可愛い〜♪」
男の人「さて、次はお客さんにも協力してもらいましょう!…そこの赤いバンダナを巻いたお嬢さん、ちょっと前に出てきてください!」
ハルカ「わ…わたし!?」
      ハルカはおそるおそる前に出てった。
タクヤ「ハルカずり〜!!」
カオリ「なんでいつもハルカだけ運がいいの〜!!」
男の人「お名前は?」
ハルカ「ハルカです!」
男の人「よし、ハルカちゃんこの何も入っていない袋を持っててくれ!」
      ハルカは何も入っていないことを確かめ袋にふちを握った。
男の人「さてこのエネコ、もう1度帽子の中に入ってもらいます。」
       そう言うと、エネコに帽子をかぶされた。
男の人「1.2.3〜!!!」
観客 「おお〜!!」
        もちろんエネコはいなくなった。
男の人「消えたエネコは何処に?それはハルカちゃんが持っている袋の中!」
      ハルカは袋に口を開けてみた。すると…
ハルカ「す…すご〜い!!」
エネコ「ミャ〜オ!?」
男の人「このエネコは私からのプレゼントだ。」
ハルカ「有難うございます!」
男の人「(ふん!大成功!)」
       そして、ハルカはタクヤたちの所に戻った。
タクヤ「ハルカ4匹目のポケモンゲットだな!」
カオリ「よかったわね!」
ハルカ「うん!今日はちょっといいかも♪」
タクヤ「今度はあそこに入ってみようぜ!」
ハルカ&カオリ
   「いいよ〜!」
       そして3人はそこをめがけて走っていった。ハルカ達の市場探検はまだまだ続く!
…つづく♪
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ハルカ♪ #14☆2004.01/01(木)22:38
第77話  ☆☆きのみがたくさんきのみの森!!☆☆


ハルカ「…つまり今までのをまとめると、ユイカとユイナは姉妹ってことでしょ!?」
ユイカ「そうそう!まったくお姉ちゃんたらアクア団なんてやめとけばよかったのに…。」
       ハルカ達3人はまだ市場の中を散策中。今はハルカとユイカがこの前に出てきたユイナのことについて話している。
ハルカ「アクア団はそっちに向かっているんだからその時に話せば?」
ユイカ「だめよ。お姉ちゃんはそんなんで『はいやめます!』な〜んて言わないもん!」
タクヤ「だろうね…。」
カオリ「あたりまえだけど…。」
       そばで電話の内容を聞いてるタクヤとカオリがため息をつきながら言った。
ユイカ「……まぁ私のほうは大丈夫!カラーバッチ、早く集まるといいね!」
ハルカ「ありがとう!じゃあまた今度!」
ユイカ「うん!頑張ってね!」
            【ピッ♪】
ハルカ「さてと、次は何処に行く?」
タクヤ「ハルカ地図貸して!」
ハルカ「別にいいけど…。」          
        ハルカはタクヤに地図を渡した。
タクヤ「ええっと……」
ハルカ「ねぇ、この『きのみの森』に行ってみる?」
        ハルカは地図に指差した。
カオリ「いいんじゃない!きのみのことがたくさんわかるし!」
タクヤ「なんだか面白そうじゃん♪」
ハルカ「じゃあ決定ね!今すぐ出発よ!」
タクヤ&カオリ
   「おお―――――!!!」
********************************
〜きのみの森〜
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「すご〜い!!!」
       そこは一面きのみの木でいっぱいだった。どの木にも実がたくさん生っている。
???「君たちはここに来るのが始めてかい?」
        後ろのほうで男の人の声がした。
カオリ「はい、そうですけど。」
???「僕の名はタカト。よろしく!」
ハルカ「私はハルカです。」
タクヤ「俺はタクヤ。」
カオリ「あたいはカオリ。」
タカト「ここできのみのことをたくさん知るといいよ。ポロックとかで役に立つからね。ゆっくり楽しんでってね!」
        タカトはそう言うと、事務室のほうに入っていき、ハルカ達は森の中に入っていった。
〜森の中〜
タクヤ「さすがきのみの森だな!絶対木に30個以上はなってるぜ、これ!」
カオリ「ポロックにしたらポケモンたち喜ぶね!実がしっかりしてる!」
ハルカ「ここって何もかもすごいかも♪」
        しばらく経ってタクヤが疑問に思った。
タクヤ「きのみの木って、こんなにでかかったっけ!?」
カオリ「言われてみれば…。これは2mだけど、普通150cm前後って感じ!?」
タカト「ここは気候が暖かいからこんなに育ったんだ。」
         後ろでタカトの声がした。
ハルカ「へぇ〜!でも、こっちの木は普通の背丈ですけど…。」
タカト「ああ、これはまだ子供の木だからね。これからどんどん大きくなるよ!」
カオリ「でもこの木、普通以上に実が生ってる!やっぱりここって気候がいいんだね!」
タクヤ「そうか!だからポケモンが豊かに暮らせるって…ポケモン!?タカトさん、ポケモンは…?」
タカト「ポケモンはあそこにいるよ!ほら、あの大きな木の下に。」
ハルカ&カオリ
   「うゎ〜!!すごい数!!!」
        きのみの木の下に、ポケモンが何十匹もいる。
タカト「いつもこの時間になるとポケモンたちが集まって来るんだ。」
タクヤ「へぇ〜…。」
        そして、その後もハルカ達はきのみの事やポロックのことをタカトにたくさん聞いた。ユイカも入ればよかったのにね・・!!
…つづく♪
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ハルカ♪ #15☆2004.01/02(金)23:30
第78話  ☆☆いよいよ突入、海の灯台!!☆☆


    それからタカトにポロック等を教えてもらったハルカ達は、きのみの森を離れ最後の場所、海の灯台に向かっている。
ハルカ「この道をまっすぐ行けば灯台に到着よ!」
タクヤ「道のりが長かったな〜!」
カオリ「何十分は歩いたよ〜!!」
ハルカ「よ〜し、この先は走ろう!」
タクヤ&カオリ
   「ええ〜!?」
ハルカ「だってもうすぐそこにあるし、走ればすぐだよ!」
カオリ「まぁ…ハルカの言うとおりだけどさ。」
タクヤ「だったら俺が先に行くぜ〜!!」
       と言って、タクヤが走り出した。
ハルカ「タクヤ〜、待ってよ〜!!」
カオリ「あたいもおいてかないでよ〜!!!」
       ハルカとカオリもタクヤを追いかけた。
********************************
〜海の灯台〜
タクヤ「着いた〜!!」
カオリ「なんかイエロー島と変わらないね。」
ハルカ「言われてみれば…。中に入ろう!」
       そうして3人は中に入っていった。その瞬間…
カオリ「なにこれ〜!!イエロー島の時とまったく同じじゃん!」
         そう。イエロー島の灯台の時と中身は変わんなかった。もちろん、配置地図は入り口の隣。そして地図を見ながらはるかはこう言った。
ハルカ「今度のバッチは…、ここ1Fみたいだよ。」
タクヤ「それなら楽勝じゃん!」
カオリ「そうね!1Fは狭いし、手分けして探さなくてもよさそう!」
ハルカ「じゃあ先ず怪しい場所から!!…う〜ん、あっちとかどう?」
      そう言って、ハルカはダンボールが積み重なっている場所を指した。
カオリ「たしかに怪しいしね!あたいはOK!」
タクヤ「俺も賛成!」
ハルカ「じゃあLET’S GO!」
       そうして3人はその場所へ向かった。その時…!?
???「ゴースト!!」
???「ゲーン!!」
      またポケモンの声がした。
ハルカ「ここお化け屋敷じゃあるまいし〜!!」
カオリ「ま…また不気味だね…。」
タクヤ「とっとと探そうぜ!」
         そういうことで、バッチ探しが始まった。ダンボールの中、奥のほう、下のほう…。
タクヤ「見つかったか〜!?」
カオリ「全然!!」
ハルカ「こっちも〜!!」
       そんなこんなでもう10分近く探しているハルカ達。もうあきらめようとしていた時…!!!
カオリ「あ…あった〜!!」
ハルカ&タクヤ
   「本当に!?」
カオリ「ほら!紫色のパープルバッチ!!」
        カオリはハルカ達にそのバッチを見せながら言った。
ハルカ「カオリありがとう!」
タクヤ「すごいな!たった一発だなんて…!」
カオリ「まぁね!(なんか自慢になっちゃった…!?)」
        3人はしばらくの間喜んでいた。…けれど…。
ゴースト「ゴー!!!!」
ゲンガー「ゲ〜ン!!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「ポケモ〜ン!!!!!」
         やっぱり最後は、ゴーストポケモンに驚かされるハルカ達一行であった。めでたしめでたし…!?
ハルカ「めでたしじゃないよ〜!!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #16★2004.01/05(月)11:20
第79話  ☆☆新しい仲間・リョウ!!☆☆


    現在地は船乗り場。海の灯台から逃げてきてここに着いたハルカ達3人は、次なる目的地“サファイア島”のことで相談している。
タクヤ「サファイア島だと、だいたいは5時間はかかるぞ!」
カオリ「うそ〜!!なんで〜!?」
ハルカ「イエロー島とパープル島では2時間半ぐらいかかったんだもん!そんぐらいかかってもおかしくないわ!」
        ハルカは地図を指しながら言った。
カオリ「はぁ〜…。でも水ポケモンが見られるから詰まんなくはないけど…。」
タクヤ「じゃあ出発しようぜ!」
ハルカ「ちょっとまってよタクヤ!!」
タクヤ「な…なんだよ!」
ハルカ「もう夕方になるわよ!これから出たら暗くなって危ないし、襲われたらどうするの!?」
カオリ「またアクア団とか…。」
タクヤ「だいたい予想はつくな…。」
ハルカ「とにかく、今日はPCで泊まろう!」
タクヤ&カオリ
   「OK!!」
       3人はPCに向かっていった。
********************************
〜PC内〜
ハルカ「今日は観光者が多いのね〜!」
       ハルカはPCを見渡しながら言った。
カオリ「部屋を借りられるのあたいたちが最後だったもんね!!」
タクヤ「早く決めといてよかった〜!!」
ハルカ「じゃあ部屋に行こう!!」
       っと、3人が歩き出した時だった。
???「うゎ〜!!!」
        前にいた少年とぶつかってしまった。
ハルカ「ああ!すいません!」
カオリ「大丈夫ですか?」
???「大丈夫だ!君たちのほうは?」
ハルカ「気にしないで下さい!大丈夫ですから!」
タクヤ「じゃあ部屋に行こうぜ!」
カオリ「OK!!」
???「(もしかして…)ちょ…ちょっとまって!!君たち!!」
        少年はハルカ達を呼び止めた。
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「!!??」
???「もしかして君たち…昨日アクア団を追い払った奴ら!?」
ハルカ「そうだけど…。」
???「やっぱり!!街では噂になってるよ!少年少女の3人組がアクア団をやっつけたって!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「うそ〜!!!!」
???「あれ!?君たち知らなかったの?」
ハルカ「うん…。(市場にいたのに知らなかっただなんて)」
タクヤ「(俺達情報がないな…。)」
???「どうしてあんな奴らを倒せることができるの?」
カオリ「でもあたいたち、倒せなかったよ。とても強くて…。」
???「でも追い払えるだろう!?いいよな〜!」
ハルカ「別にそんなことはないよ…。でも何でそんなこと聞くの?」
         ハルカが言うと、少しの間沈黙になった。
ハルカ「別に嫌だったらいいんだけど…。」
???「…君たちと一緒に旅をしてみたいんだ!それでアクア団を懲らしめてやりたいんだ!!僕の…父さんを…誘拐したからさ…。」
タクヤ「君のお父さんを!?」
???「うん…。昨日のことなんだけど…。」
カオリ「そうなんだ…。」
???「それと、俺の名前はリョウ。ヨロシク!!」
ハルカ「リョウか…。いいんじゃない!仲間が増えたほうが楽しいし!」
カオリ「アクア団もこれから出てくるもんね!(たぶん…)」
タクヤ「俺も賛成!」
リョウ「み…みんなありがとう!」
ハルカ「でも冒険は明日からね!今日はもう遅いし!」
リョウ「そんなのOKさ!」
カオリ「じゃあ明日のために部屋に戻ろう!」
ハルカ&タクヤ&リョウ
   「了解♪」
       新しい仲間・リョウと出会い、ハルカ達の旅はまだまだ続くのであった…!
…つづく♪
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ハルカ♪ #17☆2004.01/05(月)12:14
第80話  ☆☆サニーゴ軍団、またまた登場!?☆☆


タクヤ「サファイア島に向けてしゅっぱ〜つ!!」
カメックス「カメ〜!!!」
     また冒険の1日が始まった。リョウを仲間にし、船乗り場からサファイア島に向けて出発したハルカ達4人。
ハルカ「はぁ〜!やっぱり海の上の空気もいいかも〜♪」
カオリ「でもしょっぱいんだよね〜。」
リョウ「俺的にはそういうの好きだよ!」
タクヤ「俺もかな?」
リョウ「そういえばさ、3人はどこから来たんだ!?」
ハルカ「ホウエン地方からよ!」
リョウ「へぇ〜!ホウエンのどこら辺!?」
カオリ「ハルカはミシロタウンで、タクヤはカナズミシティ、あたいはキンテツシティの近くから。」
リョウ「いいな〜!ホウエンに1回行ってみたいんだよね〜!」
タクヤ「…そういえばさ、リョウのポケモン見せてもらってないよね!?」
カオリ「どんなポケモンを持ってるの?」
リョウ「ピカチュウとオオスバメとサニーゴの3匹なんだ!」
ハルカ「ピカチュウってカントーにしか生息してないんだっけ!?」
タクヤ「違う違う!ジョウトにもホウエンにも生息してるって!」
リョウ「サニーゴはジョウトにも住んでるけどね!」
カオリ「リョウってポケモンのこと詳しいんだ〜!!」
リョウ「トレーナーズスクールに入ってたからさ!!」
ハルカ「へぇ〜!!」
        4人が話しで盛り上がってる時だった。
カメックス「カメ!カメカメ!!」
         カメックスがタクヤを呼んだ。
タクヤ「カメックス、どうしたんだ!?」
カメックス「カメ!カメカメカメック!!」
タクヤ「前を見ろって!?……うゎ!!」
ハルカ「タクヤどうし……何これ!?」
カオリ「この前のサニーゴ達!?」
リョウ「サニーゴ達…!?」(第73話を見てね☆)
       あのサニーゴ達が前の道を四方八方にふさいでいた。
タクヤ「よ〜し、サニーゴ達と闘うぞ!」
ハルカ&カオリ&リョウ
   「おお――――!!!」
タクヤ「キノココ、出てこい!」
ハルカ「エネコ、LET’S GO!」
カオリ「頑張ってきて、マリル!!」
リョウ「いけ!ピカチュウ!!」
キノココ「キノ!」
エネコ「ミャオ!」
マリル「リル!」
ピカチュウ「ピッカ!」
サニーゴ「サニ!サニサニ〜!!」
       サニーゴが他のサニーゴ達に命令している。
サニーゴ他「サニ!!」
         サニーゴ達が4人+5匹に向かって突進してきた。
カオリ「ここは別れてやっつけよう!」
ハルカ&タクヤ&リョウ
   「わかった!!」
         そうして4人もカメックスの上で四方八方に広がった。
タクヤ「キノココはっぱカッター!!」
キノココ「キノ―――!!」
         [水タイプと岩タイプを持っているサニーゴ達は草タイプの攻撃にノックアウト!]
サニーゴ達「サニ…。」
        [サニーゴは達は全員倒れた。]

ハルカ「…あぁ!この技いいかも!エネコ、ねこのて!!」
エネコ「ミャ―――!!!」
         [ハルカはポケモン図鑑を見ながらエネコに攻撃の指示。そして、ねこのてはみずでっぽう(キャモメ)だった。]
サニーゴ達「サニ―――――!!!!」
          [岩タイプがあるからか、サニーゴ達は1回で気絶した。]

カオリ「マリル、力を振り絞ってみずでっぽう!!」
マリル「リール〜〜〜!」
         [↑と同じくみずでっぽうでサニーゴ達はひんし状態。]
サニーゴ達「…………サニ。」

リョウ「ピカチュウ、かみなりだ!」
ピカチュウ「ピカ――チュウ〜〜〜〜〜!!!」
         [かみなりは見事急所に当たった!でもまだ倒れていないサニーゴ達がいる。]
サニーゴ「サニ―――!!」
       [そのサニーゴ達はじこさいせいをし始めた。]
リョウ「10まんボルト!!」
ピカチュウ「ピ〜カ〜チュウ〜〜〜!!!」
サニーゴ達「サ…サニ…。」
         [じこさいせい中に攻撃を受けたサニーゴ達はまひ状態になり倒れた。]
タクヤ「カメックス、また攻撃する前に行くぞ!」
カメックス「カメ〜!!!」
        タクヤの合図で、カメックスは前に進んだ。4人が後ろを振り向くとサニーゴ達が小さく見える。
カオリ「なんか久しぶりに闘った〜!」
ハルカ「アクア団ぶりだね!」
タクヤ「でもサニーゴ達なんで来たんだろう!?」
リョウ「知らない。また攻撃にしに来たって奴じゃない?」
ハルカ「まぁ、そのことは終わったからお終い!!」
        サニーゴ達はサファイア島を出たときにまた出現するかもしれない。でもその時はその時だ!!4人はサファイア島に無事に着くのだろうか…!?
…つづく♪
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ハルカ♪ #18★2004.01/15(木)22:13
第81話  ☆☆研究員VSハルカ達4人!?☆☆


     ハルカ達4人は1時間前、ここサファイア島に到着した。今は近くのPCで休息をとっている。
ハルカ「……っで、島に着いたけどこのあと何処に行く?」
カオリ「そうだね…って、地図を見なきゃ分からないよ!」
ハルカ「そうだった!!」
       そう言って、ポケットからハルカは地図を出した。
タクヤ「なになに、『サファイア島 ポケモン薬で有名。現在は最新の薬を研究している。』…。」
ハルカ「ポケモン薬か。なんかいいかも!!」
リョウ「あとでそれをショップで買いたいね!」
カオリ「研究してるって書いてあるけどさ、研究所はないわけ!?」
        カオリがその場所を地図で探し始めた。
リョウ「ここじゃん!!“ポケモン薬研究所”だってさ!!」
         リョウがその場所を示した。
タクヤ「じゃあ最初の目的地はそこに決定だな!」
ハルカ「そうと決まればLET’S GO!!」
********************************
〜研究所に到着〜
ハルカ&カオリ
   「うゎ〜!」
タクヤ「こりゃ、すごいな!!」
       なんとその研究所は土地がすごく広かった。東京ドームぐらいだろう…。
リョウ「中に入ろう!ここで止まってても仕方がないし。」
カオリ「そうだね!行こう!行こう!!」
       そうして4人は研究所の中に入った。
〜研究所の中〜
ハルカ「すご〜い!入った瞬間から豪華かも!!!」
タクヤ「でも、勝手に入ってよかったのかな…!?」
???「こら!あなた達何しに来たの!!」
        後ろから研究員に声を掛けられた。
カオリ「あたいたち、ここを見学しにきたんです。(そう言ってよかったのかな…)」
リョウ「見学ルートとかありませんか?」
研究員「ああ、見学者ね!ルートならエレベーターの隣だよ。」
タクヤ「有難うございます!!」
      4人は見学ルートへ向かった。研究員の悪戯が待っているとも知らずに…。
研究員「(トランシーバーで)こちら入り口付近。やってきた子供達、見学ルートに行きました。」
********************************
〜そのころハルカ達は…?〜
ハルカ「なんか作業場を見ても誰も居ないね。」
リョウ「今日は休み…んな分けないよな!」
        4人はあきらめて作業場の隣を通ったその時…。
???「タマザラシ、あの子達に向かってこなゆき!!」
タマザラシ「タマ〜〜〜!!!」
        誰かがタマザラシに指示をした。
カオリ「え!?え!?何!?」
タクヤ「こなゆき…!?」
         こなゆきは4人におもいっきりかかって雪ダルマ状態。
ハルカ「つめた〜い!!」
         ハルカが雪から顔を出した。
リョウ「なんでこなゆきが俺たちのところに…。」
カオリ「きっとポケモン薬を作る材料よ!なんかのトラブルで外にでたてわけ!!」
ハルカ&タクヤ&リョウ
   「な〜るほど!!」
        そして4人は笑いながらその場を去った…。
???「なんでそんなに馬鹿なんだ…!?」
〜中間ゲート〜
ハルカ「なんかここにもいないよ!」
カオリ「そんなの知らないわよ!」
        とその時だった…。
???「オーダイル、なみのり!!」
オーダイル「ダ〜〜イル!!!」
        なんと今度は天井から水が…!?
         【ザ―――――――――――――!!!!!!】
タクヤ「今度は雪から水!?」
リョウ「どうなってるんだ、この研究所!!!」
???「(ふん!参ったか子供達よ…。)」
         そこでカオリの名推理。
カオリ「また機械が故障したんじゃない?薬品を入れるビンを洗ってる時、機械が故障し水がどど〜ん!!!…あたい的の推理だけど。」
ハルカ「カオリ天才かも〜!!!」
タクヤ「でもさ…なんか流されてる気がするんだけど…。」
        4人はいつの間にか流されていた。しかも出口のほうに…。
リョウ「この研究所、点検したのかよ〜!!」
ハルカ「せっかくの見学だったのに〜!!!!!」
タクヤ&カオリ
   「研究員しっかりしろよ〜〜〜〜!!!!!!!」
???「なんでこんなに馬鹿なんだ…!!」
         結局最後まで、研究員の悪戯を読み取れなかったハルカ達であった…。
…つづく♪
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ハルカ♪ #19☆2004.01/17(土)15:21
第88話  ☆☆カオリ、ピンチ!?☆☆


ハルカ&タクヤ&リョウ
   「カオリ〜!!」
ユイナ「みんな、行くわよ!」
したっぱ達「はっ!!」
        アクア団は潜水艦に乗り込み海の中へ沈んでいった。
ハルカ「ねぇ、カオリをどうやって助けるの?」
タクヤ「ハルカの手持ちに水ポケモンは無いし、俺はカメックスしかいないからダメだし……。」
リョウ「……そうだ!!サニーゴ、カオリを助けろ!!」
サニーゴ「サニ!」
         サニーゴは海の中に潜った。
ハルカ「リョウ、サニーゴ持ってたの?」
リョウ「俺が初めて捕まえたポケモンだからな!」
タクヤ「そうなんだ〜…。」
リョウ「ピカチュウ達は人から貰ったんだけどね!」
ハルカ&タクヤ
   「へぇ〜!!」
        そんなこんなで話している時、
サニーゴ「サニ〜!!!」
リョウ「サニーゴ、カオリはいたか!?」
サニーゴ「サニサニ!!」
          すると、サニーゴは角を使ってカオリをカメックスの上に乗せた。
タクヤ「カメックス、ちょっと早めに泳いでくれ!」
カメックス「カメ〜!!」
          カメックスは動き出した。そうして4人+1匹はカオリの周りを囲った。
ハルカ「カオリ!しっかりして!」
タクヤ「ただ水を飲んだだけとか?」
リョウ「だったらいいんだけど…。」
カオリ「……………。」
リョウ「サニーゴ、カオリは何処にいたんだ!?」
サニーゴ「サニニ!サニサニサニ!!」
タクヤ「なんて言ってるんだ!?」
リョウ「たぶん…、近くにいた!!って言ってるのかな…?」
ハルカ「2人とも!!カオリが…!!」
        全員カオリを見た。
カオリ「……ん!!みんなどうしたの?」
ハルカ「『どうしたの?』じゃなくて、大丈夫!?」
タクヤ「みんな心配したんだぞ!」
カオリ「…ああ、そうか!」
リョウ「何が!?」
カオリ「ハイドロポンプで海に落ちた後、シェルダー達に助けられて…。」
ハルカ&タクヤ&リョウ
   「それで!?」
カオリ「覚えてない!!」
タクヤ「自慢みたいに言うなよ!!」
カオリ「ゴメンゴメン!でもありがとう!助けてくれて!」
ハルカ「ユアウェルカム!!(この言葉言うの久しぶりかも!)」
リョウ「一時はどうなるかと思ったよ!」
ハルカ「ほ〜んと!」
タクヤ「でもよかったよ!」
           すると、カメックスがしゃべりだした。
カメックス「カメ〜〜〜!」
タクヤ「どうし……みんな見てみろよ!」
ハルカ&カオリ&リョウ
   「うゎ〜!!」
        目に前には第4の島、ルビー島が見える。
タクヤ「よ〜しカメックス、スピードアップ!!」
カメックス「カメ〜!」
ハルカ「ちょっと〜!!早すぎ!」
カオリ「酔いそう…。」
リョウ「さっきのスピードで十分だよ!」
タクヤ「まぁ、気にしない!」
         そうして、4人はルビー島へ全力で向かっていった。
カメックス「カメカメ!!」
サニーゴ「サニサニ!!」
       カメックスとサニーゴもね!!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #20☆2004.01/23(金)17:01
第89話  ☆☆ひでんマシンと住民の暮らし!・1☆☆


    ハルカ達4人は、4つ目の島ルビー島に到着した。ここはひでんマシンを使ってポケモン達と生活するのが有名だ。
ハルカ「…ということで、島探検開始ね!」
タクヤ「ところでさ、島の何処に行くんだ!?」
ハルカ「う〜ん…。中心は?あそこは3つの島もにぎわってたじゃない!」
カオリ「いえてる!」
リョウ「じゃあそこに決定だね!」
ハルカ「よ〜し!出発進行!」
タクヤ&カオリ&リョウ
   「おお――――――!!!」
         4人はゆっくりと歩き始めた。しばらくしてハルカがみんなに質問をした。
ハルカ「あのさ、ひでんマシンを使った生活ってどんなの?」
リョウ「さぁ〜。」
カオリ「…ねぇみんな、こんなのってそれに入る!?」
         カオリは空を指した。するとそこには…。
タクヤ「何あれ!とりポケモンがたくさん!」
ハルカ「どうなってるの!?」
           空の上はとりポケモンが大集合!
リョウ「たぶん、ひでんマシンの“そらをとぶ”を使ってるんじゃないかな?」
カオリ「そうか!車代わりにそらをとぶを使ってるんだ!」
ハルカ「そういえば、車が通ってなったし、静かだったもんね!」
          そんなこんなで、4人は島の中心をめがけて歩いていた。
********************************
〜島の中心部〜
ハルカ「これが島の中心部…?」
タクヤ「ウソだよな……。」
カオリ「こんなのってあり…?」
リョウ「さぁ…。」
         島の中心部にはポケモン牧場と2件の家しか建っていない。いったいどういうことなのか…。
カオリ「牧場も草ぼうぼうだし、本当にここに住んでる人がいるの?」
リョウ「でもその中にポケモンはいるよ。」
         リョウの言うとおり、その中はミルタンクやケンタロス達がいる。
タクヤ「じゃあ場所を間違えたんじゃないか?」
ハルカ「そんなはずは無いよ!ちゃんと地図を見たし。」
           すると、家の中から女の人が出てきた。
???「あら!君たちここを見学に来たの?」
ハルカ「あの、ここが島の中心部って聞いてきたんですけれど。」
???「そうよ!ここで合ってるわ!それと私の名前はヒロミ。ヨロシク!」
ハルカ「私はハルカです。」
タクヤ「俺はタクヤ。」
カオリ「あたいはカオリ。」
リョウ「俺はリョウです。」
タクヤ「ここは島の中心部なのに、家の数が少ないんですか?」
ヒロミ「この島は変わっていてね、家の数がドーナツ化現象みたいになってるの。」
カオリ「ドーナツ化現象って何!?」
ハルカ「ドーナツみたいに外側に家が多くて、中心側は家の数が少ない。ってこと!」
リョウ「じゃあここら辺は家が少ないって事ですか?」
ヒロミ「そうなの。ここは牧場の隣にある2件でお終いよ!」
ハルカ&タクヤ
   「へぇ〜!」
ヒロミ「そうだ!どうせここへ来たんだから私の家で泊まっていって!」
カオリ&リョウ
   「いいんですか?」
ヒロミ「ええ!もう外は暗いしね!明日この住民の生活の仕方、特別に教えてあげるわ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&リョウ
   「有難うございます!」
          そして5人は家の中へ入っていった。その1時間後、西にあった夕日はゆっくりと姿を消した。
…つづく♪
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ハルカ♪ #21★2004.01/31(土)18:08
第90話  ☆☆ひでんマシンと住民の暮らし!・2☆☆


      東から太陽が上がってきて、また新しい1日が始まった。ハルカ達4人は今寝室にいる。さっき起きたばっかりだった。
ハルカ「ふぁぁ〜!たしか今日は生活体験だったっけ!?」
カオリ「そうだよ!少しはちゃんと覚えときなよ!」
ハルカ「わかってるって!」
タクヤ「それにしても、いったいどんな仕事してるんだ!?」
リョウ「さぁ〜?でも面白そうじゃん!」
カオリ「まあ、そうだけどさ。」
          4人が話していると、ヒロミが入ってきた。
ヒロミ「あら!起きてたの!みんなけっこう早起きね!」
タクヤ「ハルカが特にね…。」
ハルカ「タクヤ!」
ヒロミ「あはは!あ、そうそう、朝食が出来たから、隣の部屋においで!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&リョウ
   「有難うございます!」
********************************
カオリ「ヒロミさんのご飯美味しいですね!」
ヒロミ「ありがとう!でもまだ初心者だけどね!」
ハルカ「それでさっきの続きなんですけど、仕事ってなんですか?」
ヒロミ「みんな外に来て!そうすれば分かるから!」
タクヤ&リョウ
   「はぁ〜…。」
         そうして5人は牧場の前に集まった。
ヒロミ「ハルカちゃんとカオリちゃんは、この牧場の草刈をしてほしいの!」
ハルカ「草刈…ですか?」
ヒロミ「うん、そうよ!このポケモンたちを使ってね!いあいぎりが覚えているはずだから!」
         そうして2人はポケモンを受け取った。
ヒロミ「タクヤくんとリョウくんは、東のほうにある市場で買い物して欲しいの!これがポケモンだから!空を飛ぶを使ってね!」
          2人にもポケモンを渡された。
ヒロミ「たぶん1匹2人で大丈夫だと思うから!」
タクヤ&リョウ
   「はい!」
ヒロミ「じゃあお仕事頼むわよ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&リョウ
   「了解しました♪」
            4人は2手に分かれてそれぞれの分担についた。

ハルカ「えい!」
カモネギ「カモ!」
カオリ「あたいのはなんだろう?いけ!モンスターボール!」
カモネギ「カモ!」
カオリ「カオリのもカモネギだ!」
ハルカ「カモネギねぇ…。図鑑で見てみよう!」
図鑑 「カモネギ、ノーマルタイプ。カモネギが持っている長い茎は巣作りなどで使う。」
カオリ「そうなんだ〜!」
ハルカ「じゃあさっそく!カモネギ、いあいぎりよ!」
カモネギ「カモ〜!」
           【シャキンシャキン】
         牧場の草は見る見るうちに刈られていく。
カオリ「あたいのも!カモネギ、こっちもいあいぎり!」
カモネギ「カモ〜!」
            【シャキンシャキン】
           こっちも一瞬で草が刈られていく。
ハルカ「いあいぎりってすごいかも!」
カオリ「早く草刈を終わらせるよ!」
ハルカ「OK!」

タクヤ「やっぱりピジョットはすごいな〜!」
リョウ「本当!しかも2人乗れるからね!ポケモンってすごいや!」
ピジョット「ピジョ―――――!!!」
          そらをとぶをして3分後、やっと市場が見えてきた。
リョウ「ここだな!」
タクヤ「ピジョット、着陸だ!」
        そして3人は市場で降りた。そこは買い物客でいっぱいだった。
タクヤ「ええっと、何を買うんだったっけ!?」
リョウ「ちゃんと覚えておきなよ!“ポケモンフーズ”と“モーモーミルク”だろう!」
タクヤ「そうだった!それらが売ってる所は……」

ヒロミ「みんなお疲れ様!」
        ハルカ・カオリはカモネギを渡し、タクヤ・リョウはピジョットと買ってきたものを渡した。
ハルカ「いい体験になりました!」
タクヤ「有難うございましす。」
ヒロミ「いいえ!」
カオリ「今度来る機会があったら、」
リョウ「また手伝わせてください!」
ヒロミ「その時は連絡をちょうだいね!」
ハルカ&タクヤ&カオリ&リョウ
   「はい!」
          そうして、4人は生活の体験を肝に銘じて、次の目的地、海の灯台へ向かってのであった。
…つづく♪
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ハルカ♪ #22★2004.02/03(火)21:26
第91話  ☆☆最後のバッチ、ルビーバッチ!!☆☆


ハルカ「や、やっと着いた〜!!」
        海の灯台の中に入っての最初の言葉だった。ハルカ達4人はやっとのことで、海の灯台に到着したのである。
タクヤ「ここはルビー島だから、ルビーバッチだな!」
リョウ「またこの前みたいに、どこかに隠してあるか分からないかなね!」
カオリ「でも、これでGETすれば、グリーン島に行けてリョウの父さんを助けられるんだからさ!頑張ろうよ!」
ハルカ「まぁ…そうだね!」
リョウ「…………。」
ハルカ「リョウ、どうかした!?」
           リョウは黙り込んでしまった。
タクヤ「どこか具合でも悪いのか!?」
リョウ「だ、大丈夫だよ!さっさと探そうぜ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「う…うん。」
         そうしてこの前みたいに、手分けして探し始めた。
ハルカ「う〜ん。なかなか見つからないな〜!」
            探し始めて約10分たった。
カオリ「まだ1Fだよ!まだ2Fと3Fがあるんだから!」
タクヤ「この中広すぎだって、絶対!」
リョウ「うん、そうだね。」
ハルカ「はぁ〜、私もうダウンかも…。」
リョウ「ハルカしっかり!もう一息だろう!」
ハルカ「そうだけど…。」
          ハルカがため息をついたとたん、腰につけているモンスターボールが光りだした。しかもエネコが入っているボールだった。
ハルカ「どういうこと!?」
タクヤ「いったいなんなんだ!?」
           すると、エネコがボールから出てきた。
エネコ「ミャ〜ア!…ミャ!?」
          エネコは何かに築いたように、辺りを見渡した。
カオリ「いったい何をしようとしてるのかしら…。」
リョウ「さぁ。」
エネコ「ミャ!ミャオ!」
ハルカ「エネコ、ちょっと!…きゃあ!」
カオリ「ハルカ!?」
タクヤ「ハルカ大丈夫か?」
ハルカ「私は大丈夫だけど、エネコが…。」
            エネコは、ハルカが持っていたポケモンポケットを奪った。そしてエネコはそれを見つめている。
エネコ「ミャア!」
         エネコは4人に声を掛けると歩き出した。
リョウ「どうしたんだろう…。」
カオリ「着いていってみよう!」
          そうして4人はエネコの後を追った。

        それから20分が経った。ただいまの現在地は海の灯台の地下。
タクヤ「海の灯台って、地下があったんだ。」
ハルカ「知らなかった…って、エネコ!」
        エネコは山済みになった箱のほうへ駆けてった。すると…?
カオリ&リョウ
   「これって…。」
ハルカ&タクヤ
   「カラーバッチ…!」
エネコ「ミャオ!」
          そう。エネコはピカチュウみたいにカラーバッチを見つけてくれたのだ。
ハルカ「ありがとう。エネコ!」
エネコ「ミャ〜!」
タクヤ「よかったな、ハルカ!」
カオリ「これでグリーン島に行けるわね!」
リョウ「…早く行こうぜ!みんなの為にも!」
ハルカ&カオリ&タクヤ
   「OK!」

 〜グリーン島内〜
ユイナ「うふふ!やっぱり作戦がうまくいったみたい!」
???「やめろ!子供達には手を出さないでくれ!」
ユイナ「大丈夫よ!ちょっとお遊びをするだけだ・か・ら!あの子達がここに着たら、大歓迎パーティーをしてあげちゃうんだからね!」
        最後のカラーバッチ“ルビーバッチ”を手に入れたハルカ。これからの目的地は“グリーン島”。いったい、どんなことが待っているのだろうか。そしてアクア団の真実の野望とリョウとその父親の運命は…?
…つづく♪
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ハルカ♪ #23★2004.02/10(火)10:54
ハルカ達はいよいよグリーン島に突入!
いったいどんなことが待ってるのか?
リョウのお父さんとリョウの関係は?
ハルカ達とアクア団の戦いは?
そんな謎だらけのことが、第92話から始まる!!
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ハルカ♪ #24☆2004.02/11(水)20:23
第92話  ☆☆グリーン島のグリーン塔!!☆☆


       ハルカ達4人の現在地は最後の島“グリーン島”。ここまでの距離は1時間ぐらいで、すぐに着いてしまったのであった。
タクヤ「ここがグリーン島だな!」
カオリ「でも、な〜んにもないよ!」
        カオリの言うとおり、本当に何も無かった。あるとすれば広い草原にそこに高く聳え立つ塔だけだった。
ハルカ「な〜んか、あの塔怪しいわね!」
リョウ「もしかして、そこにアクア団と父さんが…。」
カオリ「その可能性は高いわね!」
タクヤ「じゃあ行ってみるか!」
ハルカ&カオリ&リョウ
   「OK!!」
         そうして、4人は塔に向かって歩き出した。
********************************
〜塔内〜
男の人「ようこそ、グリーン塔へ。それではカラーバッチをお見せ下さい。」
タクヤ「(ひそひそ声)おい、グリーン“塔”じゃなくて、グリーン“島”じゃないのか!?」
カオリ「(同じく)もしかしたら、この塔の名前かもよ!」
タクヤ&リョウ
   「(またまた同じく)な〜るほど!」
ハルカ「…あった!これですね!」
         ハルカはポケモンポケットごと出した。
男の人「たしかに。それでは前へお進み下さい。」
         そして4人は再び歩き出した。

        それから3分後、4人はとうとう分かれ道に来てしまった。
リョウ「分かれ道だ。」
カオリ「どうするの〜?」
ハルカ「なにか手はないかな…。」
タクヤ「トランシーバーを使ったって、圏外だしな。」
カオリ「じゃあどうしようか〜。」
         悩んでいる4人。そのところに現れたのは、
           【ポン!!】
エネコ「ミャ!」
         ハルカのエネコでした。
ハルカ「エネコなんで出てくるの〜!」
リョウ「でもなんか様子がおかしくないか!?」
          するとエネコは右のほうの道に向かって走り出した。
カオリ「あっ、エネコ!」
タクヤ「追いかけよう!」
          4人はエネコを追いかける。エネコは道を走る。いったいこの塔の中はどうなってるのか…?
…つづく♪
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ハルカ♪ #25★2004.02/11(水)20:50
第93話  ☆☆リョウの正体…☆☆


ハルカ「エネコ〜、待って〜!」
       ハルカ達4人は勝手に走り出したエネコを捕まえようとしている所だった。すると、突然エネコが止まった。
エネコ「ミャ〜!」
カオリ「きゃ!」
         カオリはエネコに躓いて転んでしまった。そしてハルカがカオリに躓き、その次にリョウ・タクヤ…。
ハルカ「もう!エネコ戻って!…はぁ〜。」
リョウ「いったいエネコは何をするつもりだったんだろう…。」
タクヤ「さぁ〜。」
カオリ「あの〜、お取り込み中悪いんだけど、降りてくれない?重いんだけど…。」
          そんなこんなで、4人のただいまの現在地はアクア団本部の部屋の4m離れたところだった。もちろん、このことは4人とも知らない。
カオリ「すっごく重かった〜。死ぬかと思ったわよ!」
ハルカ「ゴメン、カオリ!」
リョウ「ところでさ、あの目の前の扉はなんだ!?」
          おぉ!リョウ、気付くの早いね!
タクヤ「そうだな!行ってみるか?」
カオリ「さんせ〜い!ほら、行こうよ!」
ハルカ「わかったから、押さないでよ!」
           そんなこんなで部屋の中へ入る4人。さて、ここからが本当のストーリーの始まりだ。
********************************
ユイナ「だ、誰だ!?」
ハルカ&タクヤ&カオリ&リョウ
   「ユイナ!」
ユイナ「またあなた達なのね!いいわ、そろそろ歓迎パーティーをやるところだったしね!」
タクヤ「ふざけたことを言うな!」
リョウ「それより父さんを返せ!」
          リョウが言った瞬間、ユイナは立ち上がりこっちに向かってきた。
ユイナ「リョウ、お疲れさん!もうそんなお遊びはやめていいわよ!」
リョウ「もういいんですか?」
ユイナ「ええ!疲れるでしょ!?」
リョウ「あ、ありがとうございます!」
カオリ「どうなってるの?」
ハルカ「リョウ、説明してよ!」
リョウ「俺は、お前達のことを騙していたのさ!もちろん、父さんが捕
らえられているってのもウソだ!俺はユイナ様に頼まれて、この仕事を引き受けたんだ!結構楽しかったぜ!ありがとさん!」
タクヤ「リョウ、おまえ…。」
リョウ「そう、俺はアクア団の幹部、ツバサだ!」
ハルカ&タクヤ&カオリ
   「つ、ツバサ!?」
ハルカ「あの、PCのポケモンを全部奪ってその町を粉々にしてしまった事件のボス…!?」
カオリ「でも、ウソだよね…。リョウ、ウソをつくのはやめてよ…。」
ツバサ「うるせぇ!ウソなんて少しもついてねぇ!」
          すると、ユイナが拍手をした。
ユイナ「よく言ったわツバサ!さすが幹部ね!」
          そして、ツバサを手首をつかみこう言った。
ユイナ「ツバサも戻ってきたし、そろそろ3人の歓迎パーティーを始めましょう♪」
…つづく♪
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ハルカ♪ #26★2004.02/12(木)18:21
第94話  ☆☆ツバサ! VSハルカ&カオリ☆☆


       そして、ユイナはそのままツバサ(元リョウ)と一緒に部屋の真ん中に立っている大きいカプセルの中に入った。
ユイナ「グラエナ、この子供達を片付けて!」
グラエナ「グラ!」
ハルカ「グラエナ!?」
タクヤ「あの時のか!?」(詳しくは第75話を見てね☆)
カオリ「ハルカのアチャモでさえ倒せなかったのに…。」
          すると、ツバサがカプセルの中から降りた。
ツバサ「ユイナ、ここは俺に任せろ!はやくそのことをアオギリ様に!」
ユイナ「でもこのままじゃツバサは…。」
ツバサ「俺のことは心配するな!こんな奴ら、バトルでは俺より下だったからな!!」
         そしてユイナは頷き、その場を去った。
タクヤ「こら、待て!!」
          タクヤはユイナの後を追いかけたが…
ツバサ「グラエナ、たいあたりだ!」
グラエナ「グラ!!」
タクヤ「うゎ〜!!」
        グラエナの体当たりを受けたタクヤはその場に倒れこんだ。
ハルカ&カオリ
   「タクヤ!!」
ツバサ「次はこの女2人に、かみつく!」
          グラエナは2人に襲い掛かってくる。いったいどうするのか…。
ハルカ「アチャモ、かえんほうしゃ!!」
カオリ「ハイドロポンプよ、マリル!!」
アチャモ「チャモ〜!!」
マリル「リル〜〜!!」
         [2人は2匹のポケモンを繰り出し、グラエナに攻撃をした。]
グラエナ「・・グルル…」
ツバサ「くっ!グラエナ、いばるだ!!」
グラエナ「グラ〜〜〜〜〜」
          [すると、2匹は左右にふらふら歩き始めた。混乱してしまったのだ。]
ハルカ「あちゃ〜、いばるを使われちゃった!」
カオリ「でも攻撃力は上がるのよね。確率は1/2…か。」
ツバサ「どうした、怖いのか!?」
          ツバサは馬鹿にしたように笑い始めた。
ハルカ「いちかバチよ!もう1回かえんほうしゃ!」
カオリ「こっちもハイドロポンプ!!」
           [2匹はまだ混乱している。攻撃は出来るのか…。]
アチャモ「アチャ…アチャアチャ♪」
ハルカ「アチャモ!!」
           [アチャモはわけもわからず自分に攻撃をしてしまった。]
カオリ「マリル、頑張って!」
マリル「…ルリ〜〜〜!!」
ハルカ&カオリ
   「やった〜!」
            [マリルはハイドロポンプを発射した。しかも攻撃力が上がっているので急所に当たった。]
グラエナ「グルルル…。」
ツバサ「グラエナ!!」
             グラエナは気絶してしまった。
ツバサ「グラエナ…。」
カオリ「どう、リョ…じゃなくてツバサ!」
ハルカ「さぁ、アクア団のボスのところに案内してもらいたいわ!」
ツバサ「くっ…。ふん!誰が教えるか!」
          すると、ツバサは逃げ出した。
ハルカ「待ってよツバサ!ちゃんと事情を話してよ!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #27☆2004.02/18(水)17:50
第95話  ☆☆別行動、2:1!!☆☆


ハルカ「カオリ、早く追いかけるよ!」
カオリ「待って!…あたい、ここに残るよ。」
        カオリは残念そうな声で言った。
ハルカ「なんで!?」
カオリ「タクヤを起こさなきゃいけからね。それに連絡を取り合えばいい事じゃん♪」
ハルカ「でも、ここアンテナが立たないよ!」
        すると、カオリはトランシーバーのアンテナのところを見せた。
カオリ「ここら辺はアンテナ3本立ってるよ!さぁ、あたいのことは心配しないで、先に行って!」
         そして少しの沈黙流れた。そしてハルカが決断の答えを言った。
ハルカ「私…やっぱ行く!じゃあ、また後でね!」
カオリ「わかった!」
           そうしてハルカは、ツバサの行った道をたどっていった。
********************************
ハルカ「はぁ〜、また分かれ道だわ!いったいどっちに行ったらいいのかな…?」
        あれから5分後、ハルカは道順が分からなくなり、とまどっていた。
ハルカ「どうしたらいいの〜!?…え!?誰か来るの?」
          誰かの足跡の音がした。もちろん、こっちに向かってくる。
ハルカ「どうしよう!!…そうだ!」
???「誰かいるのか!!」
           誰かの声がした。その人がここを見たときには、誰もいなかった。
???「まぁ、気のせいだな。」
          その人はこの通路をまっすぐ歩き出した。
ハルカ「(ふぅ〜、助かったわ!ここを見つけなかったら今頃捕まってるわ。)」
          ハルカは床と機械の微妙な隙間に隠れていた。
ハルカ「(どんな人だろう…?)」
            そう思って少し顔を出した時だった。
ハルカ「(あ、あの人ってさっきの…?)」
          その人はハルカのカラーバッチを預かった人だったのだ。
男の人「そういえば、ここは暑いな。」
           そして、その人は被っていた仮面をとった。
ハルカ「(あ〜!!あの人ってあの…!!)」
          そう。この人はアクア団のしたっぱでもあり、第76話に登場してきた男の人と同一人物だったのだ!
男の人「さてと、あとはこの道をまっすぐ行けば着くな!もうひと踏ん張りだぜ!」
ハルカ「(よ〜し、これは大チャンスだわ!)」
         そうして、ハルカは男の人の後に着いていった。
…つづく♪
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ハルカ♪ #28★2004.02/18(水)18:33
第96話  ☆☆アクア団の目的…☆☆


男の人「アオギリ様、例のものを持ってまいりました。」
アオギリ「ありがとう。」
       ここは学校の体育館ぐらいある部屋。ここに本当のアクア団基地があった。
ユイナ「アオギリ様、こっちの機械調節も出来ました。」
ツバサ「次はどのような仕事を。」
        すると、アオギリはイスから立ち上がり、3人のほうに向かってきた。
アオギリ「あとは時間を待つだけだ。何も無い。」
ユイナ「アオギリ様、いったいこの目的はなんでしょう?」
アオギリ「よく聞いてくれた。この目的は、ここカラー諸島の支配だ。マグマ団は俺たちがここに着てから滅びたからな!もうあいつらには何も無い!」
男の人「それで、なんであの子供達を利用させたのですか?」
アオギリ「それはなフミヤ、あいつらの中にジム戦を勝ち続いている少女がいると聞いたからだ。もちろんそいつは強い。それだからだ!その強さを確かめたかったから、いろんな強さを見せてもらった。」
ツバサ「どんなことを?」
アオギリ「あいつらに(第73・83話だったかな?)盗んできたサニーゴで戦わせたりした。そして、パープル島でフミヤがマジシャンの振りをして、その少女に特別なエネコを渡すことに成功した。」
ユイナ「もしかして、あのエネコですか?」
アオギリ「そうだ!そいつの首には俺の声が聞こえるようにマイクがついている。もちろんそいつは俺の指示しか動けない。まぁ、多少は少女の声で動くけどな!」
           そんなことを話しているのを聞いている人がいた。ハルカだ。フミヤの後を付けてって、ようやくここに出ることが出来たのだ。今はカオリと連絡を取っている。
カオリ「そんなことがあったの…。」
ハルカ「うん。私は少しショックだけどね。」
カオリ「大丈夫よ!あいつらなんてもうすぐしたら捕まるわ!」
ハルカ「なんで!?」
カオリ「警察を呼んだの!あと助っ人もね!」
ハルカ「…助っ人…!?」
カオリ「今、タクヤとその人、電話してるんだ!」
ハルカ「タクヤは大丈夫なの?」
カオリ「もう、ピンピンよ!ちょっと頭打ったらしいけど。」
ハルカ「そう、よかった!」
カオリ「まぁ、そういうことだからあとのことは、ハルカに任せるわ!」
ハルカ「うん。なんとかやってみるわ!」
カオリ「じゃあそういうことで!また後でね!」
           そうして2人は電話を切った。
ハルカ「でも、どうやってやろうか…。」
           ハルカはそう思い、考え込んだ。
ハルカ「う〜ん…決めた!あの作戦でいく!」
          すると、ハルカは大声を出し、アクア団がいる部屋に飛び込んだ。
…つづく♪
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ハルカ♪ #29☆2004.02/22(日)15:23
第97話  ☆☆最終決戦! ハルカVSアオギリ☆☆

アオギリ「だ、誰だ!」
         アクア団員は後ろを振る向いた。部屋の入り入り口にはハルカが立っている。
ハルカ「私はハルカ!さっきの話聞かせてもらったわ!私たちにたくさん騙しておいて…。許さないんだから!」
ツバサ「気がつかなかった君が悪い!」
ユイナ「そうよね〜、だから子供は。」
ハルカ「子供子供ってうるさいわよ!いいわ、ポケモンバトルで決着をつけましょう!2VS2でどう?」
フミヤ「でも誰とだ!?」
アオギリ「いいだろう。私が相手をしよう!」
          そう言いながらハルカの方に歩いてきた。
ハルカ「じゃあさっそく始めましょう♪」

アオギリ「いけ!ギャラドス!」
ハルカ「キャモメ、LET’S GO!」
         2人はポケモンを繰り広げた。
ハルカ「そっちからどうぞ!」
アオギリ「遠慮なくいこう。ギャラドス、はかいこうせん!」
ハルカ「いきなり!?キャモメ、よけてつばさでうつ!」
          [はかいこうせんは間一髪でよけられた。そしてキャモメはギャラドスに攻撃。急所に当たった。]
アオギリ「なかなかやるな!」
ハルカ「続いてちょうおんぱ!」
キャモメ「ピ――!!」
         [ギャラドスは反動で動けなく、ちょうおんぱを浴びた。]
ギャラドス「ドラ〜〜〜!?」
アオギリ「くっ!ギャラドス、なみのりだ!」
ギャラドス「…ラド!」
         [ギャラドスはわけも分からず自分を攻撃した。]
ハルカ「チャンス!キャモメ、そらをとぶよ!」
キャモメ「ピ〜!」
         [キャモメは空高く飛び上がった。]
アオギリ「ギャラドスたつまきだ!」
ギャラドス「…ラドス!」
          [ギャラドスの混乱がとけて、たつまきはキャモメを包み込んだ。]
ハルカ「たつまきか…。キャモメ、全力パワーでギャラドスにぶつけて!」
キャモメ「ピ―――!!」
アオギリ「ギャラドスはかいこうせん!」
ギャラドス「ラド〜〜〜ス!」
         [ギャラドスのはかいこうせんは一瞬でキャモメを包み、もう一瞬でキャモメはゆっくり倒れた。]
キャモメ「…ピ…。」
ハルカ「キャモメ!!」
アオギリ「まずは1勝頂こう。さぁ次のバトルを始めようじゃないか!」
         ギャラドスに負けてしまったキャモメ。ハルカはどんなポケモンを繰り広げるのか!?
…つづく♪
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ハルカ♪ #30☆2004.02/22(日)15:42
第98話  ☆☆アチャモ、ピンチ!決戦カイオーガ☆☆


ハルカ「なら次はこの子よ。アチャモ、LET’S GO!」
アオギリ「なら私は…。カイオーガ、おまえだ!」
ツバサ&フミヤ
   「カイオーガ!?」
ユイナ「あの古代に封印された…?」
カイオーガ「オーガ!」
         [しかし、カイオーガはボールから出ているのに、雨は降ってこない。]
フミヤ「タイプで言うと、炎VS水。カイオーガのほうが断然有利だ。」
アオギリ「ここに来る前に捕まえてきてね!もう1匹いたからホウエン地方は大丈夫だ。」
ハルカ「カイオーガ…。強そうだわ。でもこっちはレベルパワーじゃなくて、友情パワーで勝負よ!」
アチャモ「チャモ!」
アオギリ「それはどうかな…!」
アチャモ「アチャモ、おにびよ!」
アチャモ「チャモ〜〜!」
         [青い火の玉がカイオーガの周りを囲った。そして]
カイオーガ「オガ―――!!」
ハルカ「やった〜!これでやけど状態ね!」
アオギリ「カイオーガ、あまごい!」
カイオーガ「オーガー!」
          [すると、この部屋は大雨になった。まるで嵐のように…]
アオギリ「そして、かみなりだ!」
カイオーガ「オーガ!」
ハルカ「まずい!アチャモ逃げて!」
アチャモ「チャモ!」
         [鋭いかみなりは、アチャモを襲う。]
アオギリ「雨が降ると雷の命中率は100。それに炎タイプのポケモンが鈍くなる。一石二鳥だ!」
ハルカ「どうすればいいの…?」
          [かみなりはまだアチャモを襲ってる。アチャモはもう体力が少なくなってきている。そしてついに…]
アチャモ「チャモ〜〜〜〜!!」
ハルカ「アチャモー!!」
          [かみなりのダメージは半端じゃない!それにもう一回落とされたら…。]
アオギリ「さあ、止めと行こうか!カイオーガ、ハイドロポンプ!」
ハルカ「ハイドロポンプ!?アチャモ、逃げて!」
          [しかし、アチャモにはもう体力が少なく、少しも動こうとはしない。]
アオギリ「ハルカちゃん、私は最初からアチャモを倒す計画でね!それでバトルを受けたんだ!」
ハルカ「アチャモ!動いて!」
アオギリ「だから諦めなさい!」
ハルカ「いやよそんなこと!アチャモ動いて!お願い!」
           [ハイドロポンプはアチャモに迫ってくる。]
ハルカ「あ、アチャモ…。アチャモ、動いて!!」
           っとその時だった!!
???「やめて!もう、やめて!これぐらいでいいでしょ!」
…つづく♪
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ハルカ♪ #31☆2004.02/22(日)16:20
第99話  ☆☆ユイカとユイナ 最後の別れ☆☆


???「やめて!もう、やめて!これぐらいでいいでしょ!」
       1人の少女が部屋の中に飛び込んできた。
アオギリ「誰だ!おまえは!」
ハルカ「あ、あなたは…。」
???「私の名前はユイカ!アクア団幹部・ユイナの妹よ!」
ハルカ「ユイカ!どうしてここに?」
          ハルカはものすごいビックリしていた。
ユイカ「ハルカ、説明は後で話すわ。」
         ユイカはゆっくりとアオギリのほうへ歩いていった。
ユイナ「ユイカ、邪魔よ!早く出て行き…」
アオギリ「ユイナ!おまえは引っ込んでいなさい!」
ユイナ「でも…。」
アオギリ「私に任せなさい!」
          そうして、アオギリはユイカの方に視線を合わせた。
アオギリ「君はユイカちゃんだね。どうしてここへ。」
ユイカ「私の冒険仲間が私に連絡をくれました。そしてどんなことがあったのかも教えてもらいました。私はある人たちと一緒にここに船で着ました。」
ハルカ「(もしかして助っ人って…ユイカのこと!?)」
アオギリ「ほほぉ。いったい君は何しに来たんだ?」
          すると、ユイカはカイオーガの方に歩いていった。
カイオーガ「オガ!?」
アオギリ「何をする気だ!」
ユイカ「こうするのよ!」
アオギリ「やめるんだ!」
          そう言うと、ユイカは思いもよらないことをした。それは一瞬の出来事だった。ハルカとアクア団員はカイオーガのほうを向いて口をあんぐりと開けている。アオギリは頭を抱えながらその場に座り込んだ。
ユイカ「どう!?カイオーガなんてそんなのウソよ!」
ユイナ「アオギリ様、いったいこれは…?」
ツバサ「どういうことですか?」
ハルカ「………」
          すると、アオギリは立ち上がりみんなのほうを向いて話し始めた。
アオギリ「そう。見れば分かるようにカイオーガの正体は、ポケモンロボット。カイオーガの技を全部インプットさせた天才ロボットだ。ホウエンのを盗んだっていうのはウソだ。」
ハルカ「だから戦ったときに“あまごい”をやらないと雨が出てこなかったのね!」
アオギリ「その通り。このロボットを使ったおかげで作戦は全部失敗だ。最初から少し分かっていたがな…。」
        そうしてまた、アオギリはその場に座り込んだ。
フミヤ「アオギリ様、そんなに落ち込まないで下さい!」
ユイカ「まだ続きがあるわ!」
           すると今度は、ユイナの方に歩いていった。
ユイナ「なんの用よ!」
ユイカ「お姉ちゃん、なんでこんな組織に入ったの!?前のお姉ちゃんは優しかったはずよ!どうして!!」
ユイナ「またそんなこと!?あんたなんかに関係ないわ!」
ユイカ「関係あるわ!だって姉妹でしょ?家族でしょ?」
ユイナ「………」
ユイカ「お父さんとお母さん、心配してたよ。もちろん私だって…。」
ユイナ「あんな人なんか、心配してる訳無いじゃん!」
ユイカ「お姉ちゃん聞いて!私がこうしてハルカ達と冒険に出たのは、ポケモンコンテストのためもあったけど、お姉ちゃんを探す為もあるのよ!」
ハルカ「そうだったんだ…。」
ユイナ「ユイカ…。」
           そうしてこの部屋は重い空気になってしまった。ユイカとユイナは涙を流しあった。そんな感動の中、たくさんの人たちがこの部屋に入ってきた。その中にあの2人もいた。
カオリ「ハルカ!」
タクヤ「大丈夫か!?」
          カオリとタクヤはハルカの方に走ってきた。
ハルカ「うん、大丈夫。」
             そうしてハルカは2人にユイカとユイナのことを目で合図した。そして、3人はユイカたちを見ていた。
ジュンサー「ポケモン警察です。アクア団員、全員逮捕します!」
           1人のジュンサーさんが部屋の中央に歩いてきた。そしてその後ろに20人ぐらいついてきた。
ジュンサー「アクア団リーダー・アオギリ、ただいま逮捕しました。」
ジュンサー「アクア団幹部・ツバサ、ただいま逮捕しました。」
           そんな声が部屋中でいっぱいだった。そんな中、5人のジュンサーさんがユイカ達の方に近寄ってきた。
ジュンサー「アクア団幹部・ユイナ、ただいま逮捕しました。」
           ユイナの手には手錠がかかっていた。そしてユイナはユイカにこういい残していった。
ユイナ「ユイカ、父さんたちに言っといて。『もうすぐ帰ってくる。アクア団なんて辞めた』って。」
          ユイナはジュンサーさんとともに部屋の中へ出て行った。その他3人も出て行った。部屋の中は、ハルカ・カオリ・タクヤ・ユイカだけになった。
…つづく♪
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ハルカ♪ #32☆2004.02/22(日)18:30
第100話  ☆☆エピローグ☆☆


        ここはカントー地方とジョウト地方の間にあるホウエン地方。ある少年少女の4人がいるところは都会の“カイナシティ”という場所だった。今、船乗り場付近でたくさんの人たちが集まっていた。何か騒いでいるようだった。
女の人「絶対すごいわよ!たった10歳ぐらいの子達がアクア団をやっつけちゃうんだもの!」
男の人「ああ、この子達はホウエン地方のヒーローだ!」
         そんな話も聞こえてきた。
ハルカ「そんな!私たちはただ当然のことをしただけです!」
          ハルカという少女が誰かに話している。
ユイカ「私はあまり協力をしてませんし…。」
カオリ「何言ってるのよ!ユイナを説得したじゃない!」
           その仲間のカオリとユイカも喋っている。その話によると、ユイナはアクア団幹部でユイカの姉らしい。
タクヤ「それに、ヒーローだなんて…。」
          またその仲間、タクヤが誰かと話している。
        そう。この4人はオレンジ諸島の隣にある“カラー諸島”でアクア団を倒した。そのことで街では騒いでいた。もちろん、新聞記者やインタビュアーの人達もいた。そしてその中に、ある人物もいた。その人は4人の方に歩いてきてこう言った。
         「よくがんばったな!おめでとう!」
ハルカ「パパ!着てたんだ!」
         ハルカはその人に近寄った。その人の名は、センリ。トウカシティのジムリーダーを務めている。センリはハルカの父親だった。
カオリ&ユイカ
   「センリさん、こんにちは!」
タクヤ「お久しぶりです!」
センリ「君たちが元気でなによりだ!やっぱり子供は元気が1番だな!」
           そして5人は笑い声で包まれた。


       それから10分後。あの4人はインタビューに答えている。 
インタビュアー「それでは、この4人の子供達にこれからのことを聞いてみたいと思います。やはり、4人で旅を続けますか?」
        インタビュアー達はマイクを4人に向けた。周りの人達は誰も喋らず、彼らの話を聞く姿勢になっていた。そして、4人の中の1人・ハルカがこう話した。

        「私たちは、これから別々の道を歩んで行きます。」

     周りの人たちはビックリした。インタビュアー達もビックリした。
インタビュアー「それは何故ですか?」
タクヤ「俺たちは冒険のほかにやりたいことがあるからです。」
カオリ「それが終わったら、またみんなで冒険したいと思ってます。」
ユイカ「それが私たちの決めた答えです。」
           他の3人も話した。
インタビュアー「それはどんなことですか?」
ユイカ「私はポケモンコンテストで全部門優勝すること。」
タクヤ「俺はポケモンとの中を深めていきたい。」
カオリ「あたいはカチヌキファミリーの1人として、家族と一緒に頑張っていく。」
ハルカ「そして私は、残りの4つのジムバッチを集めることです。」
インタビュアー「そうですか…。4人とも、自分の未来を歩んでいってね!」
          それを聞いた周りの人達は1人、2人と拍手していった。それはいつまでもいつまでも、なかなかやまない拍手だった。


          時間は過ぎ、もう夕方になっていた。もう街の騒ぎは終わっていた。街の噴水の前であの4人の子供達が話をしている。すると誰も喋らなくなった。そしてタクヤが言った。
タクヤ「俺もう、家に帰る。」
          そしてタクヤにつられて、
カオリ「あたいも!」
ユイカ「私もそうするわ!」
         カオリとユイカが言った。
ハルカ「じゃあまたその時までだね!」
           こう言うと、ハルカは自分の家がある方向を向いた。
タクヤ「トランシーバーでまた話そうぜ!」
ユイカ&ハルカ
   「賛成!」
カオリ「決まりだね!そうそう!ユイカ、帰る方向同じだから一緒に帰ろう!」
ユイカ「うん!」
タクヤ「あそこでなみのりすれば近道だから、ハルカ行こうぜ!」
ハルカ「OK!」
           4人は2手に別れてそれぞれの道を歩き出した。そして4人は立ち止まり一成にみんなの方を振り向き、こう言い残して走り出した。
           「冒険のはじまりだ!!」
☆☆完☆☆
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