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「うおーー!!!!アラセだっ!アラセがいるっ!!」
「うわマヂだっ!アラセ!!!」
逃げろ、といいかけた摩季さんの肩口から現れたのは咲宮鳴花(さくみやなるか)と麻耶乃木斬子(まやのぎきるこ)。
どちらもアラセの所属する1−Aのクラスメートで、共通するのは高次元で保たれたテンションと、限度を知らないこと。
「授業でろよあらせー」
人の両手を壊れた玩具のように振回しながら、とんがった瞳でアラセを見つめる。ついでに乳首もトンがっている。
斬子は黒魔術研究会に所属する。
最先端技術をいかに自然な形で日常に取りこむかを目標にした同会は、人体と有機的な互換性を持つ便利物質パルシオンの発明をきっかけに大きく花開いた。
この物質は人間のパルス信号を受けて、多彩な化学変化を実現し、免許さえもっていれば自販機でも購入できる。
携帯するのに大した場所もとらないパルシオンは、熟練者が使用すると、何もないところから火の玉をだしたり、水の上を優雅に歩いたりなどということが可能である。すなわち魔術。
これにより、フワフワと愛嬌のある斬子のツインテールにだまされると、鉄鋼弾級のデコピンを喰らうことになるのだ。
「でーろーよー」
ゲシゲシと、上履きの底のゴム部分でアラセのすね毛をむしりとっているのは咲宮鳴花。
1−Aの中心点を一つ挙げよといわれれば確実に首位を争う女。前述の精子ゴム風船はこの女の発案で、他にも精子牛乳一気飲み、精子水鉄砲ポロリもあるよ等、ことごとくアラセを搾りつくす企画を立案する。
今では伝説となったワルプルギスの夜と呼ばれる大乱交などは、せまい教室にアラセと女の子を詰め込んで、下の階に精液が雨漏りしたなどとまことしやかにささやかれている。
この夏、この女がプールと精子を結びつけたときがアラセの死ぬときだ。
「オメーらが搾りとるからこねーんだろーに…」
「アラセのち○こかわいそうです」
ゾロゾロと現れたのは黒木ゼナと富士野志瀬(ふじのしせ)。同じく1−A所属。前の時間は体育だったのか、全員体操服である。
「わかってねーなー、ゼナちん」
うりうり、と、へばりつく鳴花の胸は汗ばんで、乳首がじっとりと透けて見える。
「アタシらに射精(だ)さなくても、どーせ他で射精すもんねアラセは」
斬子は、ずぶ濡れのアラセの制服のことをいっているのだろう。どーせおめー、なんかエロいことしてきたんだ
ろーがー、そう、まさにその通りである。
・・・・・・。
「ん……、…ぁ…気持ちぃ。」
ぬこぬこぬこぬこ…
「やっぱアラセとしないと脳が動かんね」
ちぅ、ちゅぷ、きゅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅうっ、ぬぽんっ
引きずりこまれたのは校舎横の非常階段だった。
段差に押し込まれたアラセの下腹に斬子がまたがり、自身の股間を擦りつける。アラセの目線からは、彼女の汗がくびすじから流れ落ちて、ぺったりとした胸元に消えていくのが見える。
鳴花は覗きこむような体勢でアラセの舌を吸い、なんの躊躇もなくほほやまぶた、耳の裏などを唾液まみれにする。
ちく…ちうちぅ、つぅぅぅぅぅうぅうぅ、にゅぷ……ぷ、
無遠慮、適度な手抜き。飽きるほど抱合った者にしか通じない間合い。アラセのシャツは投げやりに脱ぎとられ、ひきぬかれたアラセの肉物は、じらしもせず斬子の口腔に飲み込まれる。
「ん…ふっ……ちゅぶ、ふぅ…ふ……ぁ、ぁ、ん…」
ちゅぶ、ちゅ、ぬっこぬっこぬっこ、びゅぽん、
「んぷ、……なにこれ、なんか人のち○こみたい」
「いやこのち○こは元々オレのだけど…」
アラセは人によって一人称を変える。ささいな悲しい処世術である。
「アラセ今日何回目さ?」
アラセの鎖骨や、わきの下を甘噛みしていた鳴花。
「10より先は数えてないな」
「なんかすっげー、どろどろする。えっろー」
ぬこぬこぬこぬこ。手抜きな手コキ。
アラセは足を持ち上げられ、あられもない姿でズボンをヒザまで脱ぎとられる。斬子が口一杯のだ液を肛門に滴らせると、尾骨を伝って背中にこぼれる。
「誰としたの?名前は?」耳たぶをひっぱる鳴花。
「処女がいるくさい。なんか鉄っぽい。」
「えーーとっ…」
摩季さんが視線をそらす。彼女は志瀬と一緒に弁当をほおばっている。2人は既に着替えを済ませている。志瀬は終始無関心。朝の倉庫には彼女もいたのだが。
じゅる…、じゅぷ、じゅっ、ゅぷ、っちぷ、きゅぷぷ、じゅぼ。
斬子の舌は、肛門周囲といわずぬろぬろと、玉の裏、股の付け根、とかく汗やら老廃物やら汚らしいものがたまりそうなところを満遍なく這いまわる。
「あ、」
「ん?誰?」
どぴゅん、どぴゅん、
自由に飛んだ精子は、なんかいろんなところにかかった。
・・・・・・。
「パン買ってきたぞー」
「おー、ゼナちんご苦労!」
黒木ゼナ。しなやかな長い足と、バサバサなショートヘアは雌豹以外の代名詞を思いつかない。
陸上部所属。
彼女の種目はバレットと呼ばれるネブルアシア独自の競技で、単純に全力疾走でどれだけ走れるか、を競い合う極めて危険なスポーツである。
時速と走行距離からポイントを割りだし、速ければ速いほど、長ければ長いほど良い。競技者は一人で直線トラックを驀進することから、自分自身との格闘技とも呼ばれる。
そして彼女も朝練組みである。
「アラセ…大丈夫なのかお前…?ち○ことか」
「大丈夫っていうか…」
「あらせくんっ!」
もぎゅーっ
「し…しあんさん…」
「大丈夫あらせくん!?痛いところない?この痴女たちに酷いことされなかった!?」
飛び出してきたのは藤巻紫杏(ふじまきしあん)、料理部、クラス委員。キレイな長い髪は彼女の体臭を絡めとる役目をし、あふれる母性は健康的な、家事従事者のもつ力強さを感じさせる。
弱いものには極度に過保護。そして…
おっぱいがとてもおおきい
もぎゅーーっ
「もはぁ…!」
「しあんてめー、でてくんなメンドクセー」
「ごめんねあらせくん、わたしがもっとしっかりしてたら、こんなノータ○ン学内にいられないくらい追い込みかけてるのに…」
といいつつ制服を脱ぐ委員長。
「ゼナちん、なんでいいんちょ連れてくるのさ」不満げな斬子。
「いやなんか星穂がさ、アラセのにおいがするとかいってついてきてさ」
「あー!あらせずるいーー!!!」
「…………ぐー。」
ひょっこりと顔をだしたのは絵乃下星穂(えのしたせいほ)と久留馬空下(くるまからか)。成長の痕跡が見られないこの2人は、なるほど登場の時間差は歩幅の短さによるものだろう。
(というか…まだ増えるのか??)
「ずるいよあらせ!!あたしとするって約束したのに朝してくれなかったし!!摩季ちゃんとかゼナちんばっか中出しして!!」
「朝?」
「あさ?」
「朝?朝ってなに?」
「あ、ばか」
「…。」
「ぐー」
ふぅ、まずは落ち着いて最初の体育倉庫を思いだしてみよう…
これ星穂→「ずーるーいーーー!!!アラセのバカ!バカー!!約束したのに!!!」
・・・・・・。
いったん整理をしようか
現在主人公アラセは狭苦しい非常階段に引きずりこまれて、美々しいクラスメートに囲まれている。
瀬名崎摩季(せなざきまき):黒髪、基本的にポニーテール、武芸一般をこなす
黒木ゼナ(くろきぜな):短髪の黒髪、足が長い、陸上部、やや厭世的、現在体操服
富士野志瀬(ふじのしせ):セミロング、普段は大き目の帽子を被る、読書研究会、基本無関心
絵乃下星穂(えのしたせいほ):ちびっこい、ソフトボール部万年補欠
咲宮鳴花(さくみやなるか):ムードメーカー、セミロング、目がまん丸、テンション高、現在体操服
麻耶乃木斬子(まやのぎきるこ):つり目、クセ毛のツインテール、不健康、黒魔術研究会所属、現在体操服
藤巻紫杏(ふじまきしあん):過保護、委員長、おっぱいがおおきい、料理部
久留馬空下(くるまからか):いつも寝ているか寝ぼけている。
上段の4名は、朝方、部活の早朝練習終わりに倉庫で乱痴気騒ぎを起こしている。
鳴花、斬子、紫杏がその中にはいらなかったのは、運動部でない以上に彼女達をメンバーに入れると歯止めが利かないという暗黙の了解による。
自己主張の激しい鳴花、斬子が、お祭り騒ぎから弾きだされたショックは大きかったようである。
「あーもー、悪かったからさっさと交尾しろよ」
「上から見んなどすけべ!」「エロ!雌豹!!発情期!!!」
「なにが気に食わないって、普段セックスなんてお下品ですわとかカマトトぶってるやつが陰でコソコソ乱交三昧だったことだ!!!」
「そうだこのエロ原住民!!」
「だってなー、摩季?」
「な…なぜ私にふるのだ…」
「かわいそうなあらせくん!私を抱いて全てをわすれて!!」
「ぐー」
「要は一緒に遊んでもらえなかったことがさびしいだけみたいですね。」
「星穂わかったよ!なるちゃんときるぽん、みんなと一緒にせっくすしたいんだよね!!」
かくして
アラセは今見てる太陽とも、今日でお別れなのかな、と思ったりした。
・・・・・・。
ちぷん…。
「…ん…っ」
ぬく、ぬく、ちゅぷん…
「ゼナちんの脚、えろー」
「ゼナちんの子供ってさー、生まれた瞬間にめんたま見開いて走りだしそうだよね」
「お前ら…」
ちゅぷ、ちゅこ、…ぢゅこ…ぢゅっこぢゅっこぢゅっこ…
壁に手をつき、つきあげられるゼナの尻。悲しいかなアラセの足では入口に亀頭を摩りつけるくらいしかできないので、そのあたりは階段を利用する。
「ふふ…あらせくん、こっちも…」
ちゅー…ちゅぷ、ぢゅぷん
柔らかな紫杏の舌。それこそ赤子に対するように神経質に。くちびるをはみ、なぞる。まじりあっただ液が、糸を引いて滴り落ちる。
「ぅん……」
ゼナの足は、触れればすぐに、皮下の筋肉が推し測れる。下腹をまさぐれば強靭な腹筋、しかしその腰は驚くほど細い。
「ほれ」
「のぅあ!」
ぬく…きゅぅっ、………………どくん、どくん、ど。
「のあ!?なに今の!」と鳴花。
「ハイ、一抜け」
すっくりとぱんつをはくゼナ。ふとももに精液を伝わらせたまま、悠然と階段をのぼっていくその足を見上げるしかない一同。
「な…なんかペンチみたいので鈴口が潰されるかと思った…」
「雌豹だ…」「狩り終わった…」
へたり
「大丈夫あらせくん?」
紫杏が、なだめるようにアラセの肉物をさする。彼女は既にスカートだけの姿になって、うっすらと上気している。その乳房を口にふくむと、わずかに充血する。
「次あたしだよーっ!!あらせっ!!」
どっかり、と、飛びつく星穂。ちなみに順番はじゃんけんで決まった。
「んっ…んっ…ちゅく、ちゅっ、ちゅぷ」
抱きかかえる体勢となったアラセ。ゼナとは違い、懐に手ごろなサイズの星穂。完全にだっこである。
ぷくくくく……ちぅ
「あらせぇ…」
ちぅちゅ、ちぇぷん、るろ、ちゅっ…
小さな口元からあふれただ液は、アラセのくびすじ、あごの裏に塗られていく。
じゅぷ、じゅぷ、じゅっぷ、…じゅぶ、じゅっぷ
空いた手でかたわらの斬子の股間をまさぐる。彼女は星穂頭を抱くようにして頭を撫で、小さな乳首をつまんだりする。階段の上ではゼナの腕の中で鳴花があえいでいる。意外な組み合わせが新鮮だった。
「あらせ…っ、あらせぇえぇ、ゃぁ…」
いやいやと、おでこを胸に押付ける。その無防備な尻を、斬子が広げて舐める。
「んんっ…」
どくん、どくん…。
くったりとした星穂を小脇に抱える斬子。順番では次は斬子で、その次が委員長紫杏である。
「ねぇいいんちょ、先ゆずってあげよっか?」
「…?……なあにそれ?なんのつもり?」
「べっつにー、いいんちょってエロいときどんな顔すんのかなーって思っただけ」
斬子は腰抜けた星穂に、愛撫の指を滑らせながらニヤニヤ笑う。
「き…気色悪い、なにをバカな…」
「じゃ、先もらっちゃお」
「あっ!まって…!」
ぷにゅん
斬子の入口があてがわれる。見せつけるような結合部。
「じゃ、一緒にしよっかいいんちょ」
「……。」
斬子はアラセの足の間に腰を下ろすと、ぬこぬこと、アラセの肉物に舌を這わせはじめる。後ろからアラセの頭を抱えていた紫杏は、ちらりとアラセを眼を覗きこむ。
いいんじゃないですか、むしろそうしてくれ的な顔をすると、無言で、アラセにまたがる形で愛撫に加わった。
目の前に現れる、白無垢のぱんつ。その中心部は、じっとりと肌の色を透かしていた。
ちゅぽん、じゅくっじゅぽ、じゅぽん…じゅっ、じゅっぷ
きゅぷ、るぷ、にゅぽん、つつつぅうぅううーーーー、ちゃぷ
「い…息をかけないでよ…」
「…………いいんちょって、意外にかわいいよね」
不意打ちのキス
「な…、なにするのっ!」
手の甲でゴシゴシと拭う。まるで悪びれない斬子は不適な眼で手コキを続ける。
変な間の後、紫杏がおれ、再び2人の愛撫が始まる。
るろん、りゅぷぷ、っ、にゅぽん、くちゅ、ちゅっ…
紫杏はときおり苛立たしげな仕草で斬子を振り払いながら、しかし2人のキスは熱と回数を確実に増し、そのつどまざりあった2人のだ液が、だらだらとアラセの肉物に注がれる。
アラセが腰を動かすと、二対のくちびるをゆがめながら肉物が間を通る。さながら2人の股間に挟まれているような錯覚を覚える。
(なんか変な友情が成立する瞬間を見てしまった…)
にゅぽんっ…
「ぁっ…はぁ…」
紫杏がそのまま前に進み、肉物が膣口にあてがわれる。斬子はヒザの上に紫杏のおなかを抱える格好で、彼女の尻を撫でている。
「あ、いいんちょのお○んこすごいきれい…」
「や…やだもう!なにしてるの…!?」
ぬぷぷん
「ふぁあっ!」
にゅぱん、ぱん、にゅっこにゅっこにゅっこ、、ぱっんぱつん、
「あらせー、摩季ちゃん我慢できないってー、」
階段上のアラセの視線上で、鳴花が摩季の果肉を広げている。
摩季さんは顔を右手で覆っているが、左手はしっかり自分を慰めている。
「だーめマッキー、わたしも欲しいし」
斬子は紫杏からはぎとったぱんつのにおいを嗅ぎながら、腰を浮かせて股間をまさぐっている。
あらゆる角度から聞こえる粘膜の音、アラセの耳は水没したようにぼうっとする。紫杏の髪に鼻をうずめ、発酵した体臭は花畑のように甘い。
「ふぁ…んぁあぁあっ!!」
どぷん、とくとく、ずぷり…
斬子は達した紫杏をいとおしげに壁にもたれさせると、自分は階段下の踊り場に降り立つ。
「アラセアラセ!、はやくっ、お願い!」
にゅぽん、じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽ…
遠慮のないピストン運動、彼女の肩越しには校庭が見える。
「あっああっあっ…んぁ…はっっあ、ああん!!」
「んぁ!やば…」
どぴゅん、どぴゅん
じゅぷぽん、じゅっぽんじゅっぽじゅっぽじゅっぽ
「………あらせおねがいおねがい、そのままうごいて…!!」
にゅぽん、にゅぽん、じゅぶ…、じゅぶ、じゅぷんっ、じゅこじゅこじゅこ
消え入りそうな声でささやく斬子。アラセは応じ、そのまま斬子を床の隅に押しこむように肉物をうちこむ。
「んっ…ふ、あ、ん〜〜っん!!んっんっんっんっ!!!!」
じゅぼん、じゅぼじゅぼじゅぼ、じゅっぼん、ちゅぅうう、じゅぽん
「んあん!ああっ!!あああん!!!!うあ!ぁう!」
どびゅん、どびゅん、どびゅん…
ぽたぽたぽたっ…
「ねぇあらせぇ…」
「ん…?」
「ボクもほしーぃー」
「あれ?からか、起きたの?」
ぽーっ、と指を咥えてみているのは久留馬空下。
「ぃやだっ!次はわたしだぞ!」
「まーまー摩季ちゃん、大人気ないよー」
鳴花に組伏せられた摩季の四肢はワナワナと震えて、だ液や精液でいやらしくテカっている。
余韻を噛締める斬子は、長い眉毛に涙を湛えながら、ふるふると震えるくちびるでなにかを訴えている。
「いれてやらんとギャーギャー泣きだすぞ」
既に傍観者のゼナ。よっこらしょ、っとばかりに腰をあげ、カラカを抱える。
「ゼナちゃんすきー」
きゅーっ
「よしよし、なーんでこんな娘に育ったかねー、ホレ」
ぱっくりと広げられた果肉は、既に熱帯の蜜で潤って、その縁取りをゼナの指がなぞる。
ちゅぷぷぷっぷぷ、にゅこんにゅこんにゅこんにゅこん
「きもちーか?からか?」ささやくゼナ。
「んー、……んゃーん」
ちゅぷぷっ、びゅくっびゅく、びゅくん、
噴出した肉液は、カラカの艶やかな尻を伝ってゆく。ゼナの指が、それを塗りこむように余韻の愛撫を残す。
どさくさにまぎれて彼女の尻を引寄せながらまさぐると、カラカを間に挟んでキスをする。
彼女の眼は余裕を持って笑っている。
「ふぁ…きるぽん、そこいいのぉ…」
横目には、斬子、紫杏、星穂が、ローションのようなよだれを集めあって、ぬめぬめと軟体生物の交尾をくりかえしている。
斬子が腕の腹を使い、よくわからない技で紫杏と星穂の陰唇をすりあげる。
「アラセやばい、たすけてっ!」と鳴花。
見れば摩季さんが、己の膣口を隠しもせずにこちらに広げて、鳴花を押し倒している。そこからどろりと、のぞいたりひっこんだりするのは朝だした精液だろう。
彼女の中で一日中あたためられていたそれは、ぬらぬらと湯気をだして淫靡なあえぎ声をあげている。摩季さんは制服のシャツだけまとい、鳴花の服はすべてはぎとられていた。
「犯される…んぁあっ」
「ふっ…ふぁ…んっんっ…」
にゅるん
「ふああああぁぅ!」
ぬぱん、ぬぱん、ぬぱんっ、ずむむむむむにゅぱん…ずじゅ、ずっじゅ、じゅぷん
無防備な摩季の膣口はあっさりとアラセの肉物を受けいれる。なまめく尻は白いヘビのように、腰は濡れ、てのひらを滑りぬけようとする。
「ぁあぅ!はぅ!いいのアラセ!すごくいいのぉ!!」
じゅぽんじゅぽんじゅぽんじゅぽん…じゅぷ
力なくひらいたくちびるからは、泉のように透明なだ液がこんこんとこぼれ、鳴花がそれをすくって両胸を愛撫する。鳴花は身体を下にずらし、摩季の腹にだ液の足あとを残しながら、ヘソの周囲に到達する。
にゅぱん、にゅぱん、にゅこっ、にゅっこ、じゅぷんじゅぷんじゅぷん
「アラセだめぇ!!わたしでちゃうの!…ふぁ、ぜんぶ、で…ちゃうのぉ…!!!
」
にゅっぽにゅっぽにゅっぽ、じゅぷぷん、じゅぷ、っゅじゅぷ。
「ふぁぁっ!!あぁ、ぁあぁう!……はぁ」
じゅーっっっぷ、じゅぅうっぷ、じゅぷじゅぷじゅぷ
「ああぁああうぁあああぁぁ!!!!…ふっくぁ、あ!!ああぁぁ…!!!」
しゅぁぁぁぁぁぁぁ…ぁぁぁぁ…、ぷしゅんっぷしゅ…どくんどくんっ
「あっ…あっ…ぁっ…あ…」
ポタタタタ…タタタ…
「アラセそのまま!こっち!!」
じゅぷり、と、摩季の膣口から押出される精液の先に、鳴花が受口をつくって果肉を広げていた。
ぬここここっ
「ふぁ…ぁあいい!!」
アラセは乱暴に腰を振りながら、くたりとしおれる摩季の肉裂を指でほじくる。まだ中に残る精液を伸ばし、肉壁になすりつけながら肛門を開く。
「あっ!…やぁ…」
「ぁあ!んあああ!アラセ!あらせぇえ!!」
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱん、じゅっこっじゅっこじゅっこじゅっこ…
鳴花と摩季は互いにしがみつき、くちびるを交わりあわせながら腰をふる。
「ふぅん!ふぁぅ!!ふっぐ、ふぇぐ、ぁぁああっん!!」
「んんふぁ、んん!んぁ、んんんんむぁあ!!」
どびゅんっ、どびゅん、どびゅん、にゅぽ
びゅーっ、びゅくぅ、びゅ、
ぐったり
「アラセ」
ぜいぜいと死んだ深海魚のようなアラセに、終始無関心だった志瀬が声をかける。
「済みましたか?」
「んあ…、うん…」
彼女の着衣は染み一つついていない。
「アラセ、わたし、愛撫は丁寧なほうがスキです」
「あ、うん…」
「ではキスからお願いしますね」
「あ…はい」
・・・・・・。
祭りの余韻。
昼休みが終わるまであと少し、みなペットボトルの水であそこを洗ったり、ノドを潤したりしている。
「そういえば今日体育なにやったの?」
普段体育となると、その辺の隅っこでダダさぼりな鳴花と斬子が、今日に限って随分と汗をかいていた。非常階段にアラセをつれこむやいなや、ブルマを搾ってその汁をアラセに飲ませたほどである。
ぬぷ…きゅ、ぶぷ、じゅぷ……じゅぽ
「鳳凰院さまがきてました」と、志瀬。
「え?まじで?」
「ぁああうっ!」
はねる鳴花。
鳳凰院鬼月(ほうおういんきづき)、CAN−NO2、実質国家のナンバー2、総統陛下の右腕。ギルニールのOBでもある。アラセは写真でしか顔を見たことがない。
「そういえば、アラセを探しているとかいっていた気がするが…」と、摩季さん。
「あのおばさん勘弁してほしいわ、わざわざ授業にしゃしゃりでてくんなっての…」
「し…失礼ですよ斬子さん!いやしくもネブルアシアを代表する人物に…」
「へー、アラセ探してたんだあのおばさん、なんで?」ポッキーをかじるゼナ。
「あのね、あのね、ホゥノちゃんがきてたよー」
「ああそういえば、すごいにらまれました、わたし」
「…くー。」
灰寺ホゥノ、1−Aに存在するずば抜けた成績を誇る7人の特待生、通称キラー7。
学校にもほとんどこず、人間全般に興味がないともいわれる超人達。アラセのち○こが近づけない数少ない存在。灰寺ホゥノに至っては、まだ面識すらなかった。
「ホゥノさんて、どんな人?」
「どんなって…政府直属の暗殺機関の一員だが…」
ぬっこぬっこぬっこ、ぬっぷ、ぬこん、ぬこん、ぬこん
「暗殺機関?」
「ホノちゃん、なつかしーな」
「なにしにきたんでしょうか…もうこないと思ってたんですけど」
「そりゃお前…殺し屋なんだから殺しにきたんだろ」
「誰をですか?」
みんなしてアラセをみる。
どぷん、どぷんっ
「ぁあぁぁあぁああうぁぁぁあ!!!!」
鳴花が果てた。
「…ぐー。」
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