ハリの老木

4月 8, 2009

みんなハリウッドの事をこう呼ぼうぜ!

さてハガレン。
原作と違う>< というだけなら誰でも言えます。そんな事は製作者が一番わかってるよん。
どうして人気作であえてオリジナルエピソードをやるか、それは漫画だと伝わるけどアニメーションだと伝わりにくいことがあるから。
20分という枠に縛られてしまうから、入れられないものも必ず出てくるわけ。
売り手が~とか監督のプライドが~とかそんな陳腐な理由でああなったんじゃないですよ。
二話からどうなるかで私のこの意見も変わってしまうかもしれないけどね。
私が言ってしまうととんでもない高慢ちきな発言になってしまうけど、作り手じゃないなら純粋に見てほしい。
意見とかいらないから。要望とか聞いてないから。
視聴者なら視聴者らしく見ろ、と言いたい。その作品のプロデューサーじゃないんだからさ。なんで視聴者が偉そうなんだよ……と思ってしまう。
そりゃ見る側が何を考えるのかは大事だけどさ、面白いと感じるか面白くないと感じるかが重要なのであって、視聴者の主観はどうだっていいと思うのよ。
上手く言えないね。
とにかく、感想を言うのと重箱のスミを突くのは違うと言うこと。
前はどうのとか原作はどうのとか言われるのはあまりに筋違いだなーと思いましたよ。それこそ高慢だし。
私が作り手なら、アニメを一つの独立した作品としてみてもらいたい。原作があるにせよ無いにせよ。沿ってるにせよオリジナルでも。
そういう見方しか出来ない人がかわいそうだとも思う。
アニメの監督とかプロデューサー目指してるわけじゃないから私には関係が無いんですがね。

私は監督とか、作画監督とか、脚本家とか、制作会社とか、そういうのに釣られてみてる人を蔑んでいます。
何故ならアニメは一人で作れる物ではないから。
完全に一人で作っているものでさえ一個一個賛否両論があるのだから、数人が関わってくる商業漫画や小説をはじめとして、本当に多くの人が関わる事になる映像作品だと、もっと変わってくる。
そんな中の一つの要素だけ見て期待をするのはあまりに愚かだと思えませんか?
確かにそれぞれの要素は重要だとは思うんですよ。でもそれだけ見て過度の期待を抱くのは早計すぎると言いたい。
映像作品は色んな要素が絡み合うからこそ、見ないと分からない。
私はそれが魅力の一つだと思いますよ。漫画や小説以上に大化けする可能性のある媒体なんだもの。
だから、できればそういう色眼鏡は捨てて見てもらいたい。そういうのは二の次。
と言っても無駄なのでしょうね。私には、個人作品ではないのだから作り手を意識しているのが滑稽に見えます。

結局は言いたい事が定まらない私なのでした。
長くて感情任せな駄文を纏めると、「アニメ作品で中の人の事を考えても意味が無いから、新しい物を見る気持ちで見ようよ」ですね。
昔から比べると、私も少しぐらいはそういう要素を見てしまうけど、それは視聴し終わった後だしね。
あ、でも声優の演技力は他国に誇れる物があると思いますよ。アニメ化のメリットは主にソコだと私は言いたい。
ドラマとか邦画でへなちょこな発声法の俳優見てるとちぐはぐな印象を受けますもん。
多分それは外国人も自国の演技を見てそう思ってると思う。
後に声を取った作品って無いんでしょうかね?
んじゃドラマCDでいいじゃんと言われそうですが、それは買った人が聴くものであって、テレビとは違いますからね。規模が違う。
なんかここら辺は難しい問題ですね。専門外が口を出すような事柄じゃないなあとつくづく思いますよ……。
自分で書いてて、どうも高慢な印象を受けるんですよね、自分に。評価を下してるという点で同じだし。
やっぱり桶は桶屋。実力のあるプロデューサーか監督が語るのを待つしかありませんね。
何か釈然としない物を胸に溜めつつ、私でした。こういう時、論理的展開が下手だと痛感します。

それが言いたかっただけと違うのかと突っ込まれそうですが──
ハリ糞ローカライズを見てると、まったく原作ファンを無視するのもいかがなものかと。
……、真面目にそれを言いたかっただけかもしれない……
ワンダと巨像、ラノベの大作フルメタル・パニックに追悼の意を表します。アア……

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