ネンクォ

1月 2, 2010

書いてなかったから一緒に書こう、感想を。倒置法。
・リーピング
とりあえず食事中に見る映画ではなかった。
なんか日本じゃ絶対ウケないだろうなあという内容。
むしろ熱心なキリスト教徒でも微妙なんじゃないだろか。
いやまあ面白くなくはないんだけど、こう……ね。
ちょっとモヤモヤの残る出来。

・容疑者Xの献身
前日にやっていたらしいやつを観ずにこちらを観た。
なかなかに構成が上手くて、最後の二重殺人のどんでん返しは効いた。
女の人のほうが名乗り出た理由もわかるけど、そして自分だけが幸せになれないというのはとても人間的な理由ではあるけど、それでも石神の思惑通りになってほしかった。否定する意味じゃなく。
あの「どうして……」の場面がかなりグッときた。けどあれで終わるほうが個人的には良かったナ。
EDとエピローグはいらないや。
四色問題は馴染みがあるから意味がわかった。いつか綺麗に解かれてほしいものだ。
壁の汚れで二人で別の場所で試している所はかなり良かった。
雪山での一件といい、観せる方法が勉強になった。騙す方法というか。
ただ、日本人では湯川さんみたいな漫画的、あるいは小説的な気障というかカッチリした印象を持つキャラクターを演じるのは難しいと思った。
外国人では様になっているように見えるから、今度外国人チャットで英語圏の人にどう見えるのか訊いてみようと思う。

色々気になったから、シリーズ一冊目から容疑者Xの献身まで三冊購入。
探偵モノが続くけど、魍魎の匣を制圧後に読もうと思う。
それにしても京極堂シリーズ、特に文庫版は読書に興味が無い人は絶対に手に取る気もしないような厚さで笑える。
どんだけ読んでもなかなか半分を突破しません。
今年一年をかけて全部読めたらなと思っています。となると二ヶ月に一冊以上倒さないといけないようなので無理っぽい。
さてさて。

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