さかされんきんじゅつしだ!

11月 22, 2010

というわけで最終巻が届きました。
お疲れ様ですそしてさらばだ鋼の錬金術師!

最初からぶれずに一本道だったのは評価ですが、ラストは好きではなかったです。
主人公サイドだけは「本当にそれで終わっていいの?」という部分が残っているような。
本当に他のキャラは文句なしなんですが。
研究者であるはずのエドが行き当たりばったりで扉を犠牲にしたこと。
読んでて「なんで?」という疑問しか残らなかったです。
一世一代の大錬成なのにそんな不確かな方法で良いのかと。不正解だったらどうしたんだろう。
あと、元の体に戻るのが目的で、自分の思い上がりの象徴である扉を犠牲にしたのに、足だけは自戒って……いやウィンリィに対する照れ隠しなのかもしれないけど目的掲げておいてそれはなあ。
あとアルと大佐と師匠は手合せ錬金できるのかなーとか結局真理とか錬金術ってなんなのよとかとか。
微妙に関係ないけど「好きに呼べキリッ」はちょっと笑ってしまった。
うーん地脈の力をどうのこうのなのに扉がないと普通の錬金術も使えないんだろうか。
パパンもあれで良かったのかねえ。
あと4コマオンリーなのかもしれないけど大総統夫人にはなんと伝えたのか……
てっきし大総統が黒幕だったけど名誉を保つためにとかそういう説明したもんだとばっかり思ったからなんかよくわからない。
立てよド三流 辺りは痺れたんですがねー。
カバー裏もネタバレ防止って意味がわからんなあ。
なんか最後に色々欲を出したようなそうでないような。
綺麗っちゃ綺麗なんですが、納得いく幕引きではなかったなーという感想。

ちなみに作中で一番好きなシーンはキンブリーがプライドの中からでてくるところです。

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