ツチュー
12月 22, 2010
彼と出会ったのはそう、夏の暑い夜の日のことだった。
「お主、そこで何をしている」
「……」
彼はそう言った。
「そうかそんなことが……」
「……」
背後にはツチューの桶。どうやら市中を引きずり回していたらしい。
「……」
補充する者がいないために干からびかけている。暑い夜であるために腐りかけてもいる。
誰も、誰も彼を見ていないのだ。
「私についてくるがよい」
こうして私は日々シチューを注ぐことになった。
以上拍手れ
>数年引きずり廻されているシチューさんの熟成具合と、その効能について長文でやたらとねちっこく説明してくらさい!
ものすごくさっぱり説明したよ!
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