元年的な

1月 28, 2011

私は去年全てのことに決着をつけて解放された。

それまで大抵の人がやった経験があることを、全てわからないで片付けていたけど、最近やっとわかるようになってきた。
なってきたというか自然にやっている。
独り言(意識してるけど)してみたり、適当な気分で歌ったり、他人のことを考えたり自分の人生を振り返ってみたり。
中でも一番変わったのが、変わってきていたのが泣くこと。
私は8歳以降、他人のために泣いたことがないと断言できる。自分に対してしか泣けなかった。
その時から自分を客観視していたから、場の雰囲気に合わせて感情をコントロールすることはできたけど、心の中じゃ大抵は全然外れたことを考えていた。
これから変わってはくるかもしれないけど、私は友人が死んでも泣かないと思う。
そこまでまだ他人に興味がないから。

もちろん創作物で泣いたことなんて本当になかったんだけど、この頃は意識を持って見ているからかいつの間にか感情移入していて、けっこう些細なシーンで泣きそうになったりする。
場合によっては泣いたり同じ気分になったり。
要はやっと人間らしい感情が生まれてきた。
好き嫌いはもちろんあったんだけど、圧倒的に好きが足りなかった。けど今は、好きがいっぱいある。
音楽でも、文章でも、映像でも。

同じように他人に対して感情を持つ日がくるんだろうか。
ひどいことだとは自覚していたけど、どんなに喜んでいるように見えてても、内心は少しも心が動いていない時ばっかりだったけど、最近やっと一人だけ変わった。
他人のために喜べるし、泣ける。
そんな相手は一人でいいのかもしれない。
人間らしい感情を持つのが良いことか悪いことかはわからないし、生き辛くなったり煩わしく思ったりもするけど、今はわりと幸せ。

分析した先に虚無があったのは、人間らしい心を持っていなかったからかもね、と久々の思考。
これと、今日また一つ自分についての答えが出た。
興味がなかったわけじゃないんだよっていうね。
俗に昇るのか堕ちるのか、それは考え次第さね。

他人より早く明けたつもりでも、結局人よりかなり遅い私なのだよ。
おめでとう──あけまして!!!
いや知らんよ。

もーそう簡単には詰まらんよ。
なんてったって元年だからのう!

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