バスカッシュ!

4月 18, 2009

三話みた!
緩急をつける感じでいくんでしょうかね。三話は急のほうでした。
言っちゃうと、子供の時に見てたらノリでバスケやっちゃうよーうなレベル。
しょーじき内容なんてスッカスカなんですよ。ストーリーの面で見たら低い、低すぎる。
今の所「最初に主人公が暴れまわって投獄されて、出てきて好敵手と幼馴染に再会した」だけだし。
あと変態がでてきた。
ただ、今のアニメに足りない物を持っていると思う。評判を見てるといかに飽食の時代になったかわかりますがね。
私は新作一話だけは余程興味が無い限り見るのですが、というか作り手目指す側が一度こういう批評を始めちゃうと自分が見る側に価値観を押し付けているような気がしてしまうので、気が引けるのですが。

本当に、本当に見る人の心を動かすアニメが減ったと思う。
今のアニメ見ても子供はアニメ作る人になりたい! って思えないもん。
原作ありきだったりさ、作画ありきだったりさ、勢いで押し付けるって事をしなくなりすぎている。
たまにはこれぐらい意味がなくて勢いだけに頼った作品も必要なんじゃないかなーと。
いや私はもう子供でないし、作り手の考えを学ぼうとしている最中なので本当の所は分かりませんが、これほどまでに製作者の意図を押し付ける──
いやもうそんなのはどうでもいいんだよ。
こまけぇ事はいいんだよ! 的な作品が少なすぎると思う! ゲームは逆だけど
小奇麗に纏めててさ。
たしかにいつもこんなんだとまた飽きてくるけどさ、たまには規格外のやつがあっていいんじゃないかと思う。
ゆるアニメがうけたからそればっかりじゃなくてね、何のために製作者がいっぱいいるんだよと。
売れるからって右向け右してちゃ突き抜けられない。左だとか後ろだとか、さらに言えば上だとか別次元を向くのも必要。
逆に言えばバスカッシュはその穴を狙い撃ちするって卑怯な戦法かもしれないけど。
バスカッシュが波紋を呼んだとして、他の監督はそれを真似するのはダメだと思う。
均一化された市場ほど停滞する物はないのさね。
ゲームしかり、アニメしかり。私の目指すラノベしかり。
黎明期のような混沌とした時代を産まないと真に『売れる』物は出ないと思う。
そりゃコンスタントに売れるものが分かってて、それを作れば安泰なのはわかるけどさ。
別に無茶苦茶な物を作ってほしいなんて思ってない。ただそれぞれ監督がいるんだからさ、個性を持ってるべきだと思うよ。
何も気にしないで見てる私が分かる程の個性なんて新房の作画しかないもん。
詳しい人に言わせたらあの監督はこーでとか語ると思うん。でも私は見ててもわからん。私は。これに尽きる。他人なんてどーだっていい。
どの市場でもそうだと思うけどさ、監督にしたって何度も売れないと自由に作品は作れないんだと思う。
これの監督は偉いらしいけどさ、そういう人じゃないと個性を出して作品を出せないんだと思うんだよね。
俗に言う「デビュー作は面白いけど、二作目はありきたり」状態。
いい加減そういう「組織」は死んでほしい。
漫画は読んだこと無いけどブラよろの人だって言ってるじゃない。編集死ねって。
デスノートが売れたから、ありえないバクマンを書ける。おかしい。二作目でいきなりバクマン書いたっていいじゃん。デビュー作でそれやるのはただの馬鹿だけど。

ギャグじゃないよと前置きして、今回の言いたいこと。
市場至上主義なんてやってたら、本当に業界が滅びるよ、ってね。
私はここであえて漫画家やラノベ作家を監督と呼ぼうと思う。
監督なら、舵を取れ! 偏屈なプロデューサー(編集)を言い包めろ! 作ってるのは誰だ!
たかが小売が利潤を得ているようじゃ、業界破綻は近い。
いつも言うけどデビューしてない人が言っても意味がないですよねー。
ブラよろの人は声高に叫んでたけど、あの人じゃ出版業界は変わらんさね。
えらくなってしまった人が言ってもどうしようもない。潰れそうな、新人と古参の中間辺りの苦しい作家が団結しないと変わらない。
ただそういう人たちは自分達が落ちぶれるのが怖くて行動に移せない。
本当に業界が腐っているのかは推測の域を出ない──残念。
ま、火のないところにナントカモクモクって言うし、実情なんでしょうね。
難しいわ、といつもの口癖になりつつあるこの〆の言葉を持って、私でした。

あいや、ナナドラもうまくやったと思いますよ。私は。クリアしたいけどやる時間がないん。

Leave a Reply