クウガ終わった

3月 14, 2013

期待値が高すぎたせいか、はっきり言って歴代でかなり評価は低い。
響鬼ウィザードが断トツすぎて最低になることはないけど「酷い」の域に足を踏み入れている。

昭和の話の無さ進展しなさを引きずっているのはしょうがないとして、それを話の都合に合わせるのはまあ、上手いとはいえる。
けど評価できるのはそこまでで、話の謎が解けていないのに総集編をやたらと挟んできたり46-47話間で意味不明な時系列逆転&カットを挟んできたり、最後まで観た中では一番終わり方が酷い。
いくら示唆していたとはいえダグバが唐突すぎるし、ラストバトルも(熱いと感じる人はいるかもしれないけど)ショボい。
性格も今だから食傷気味なのかもしれないけどよくある無邪気系だし。

五代雄介だし、で片付けるのはいいとしても描写不足すぎて説得力が皆無。
それが通用するのは天道だけだし、上手くやるなら真司とたっくんぐらい描写多くしないとダメ。剣崎でギリギリ。

結局未確認が何をしたかったのかグロンギ語のせいで不明。さらにそれが面白さに繋がっていないのが致命的。
ゲームの最終目的すら結局明かされず。
そして下手に人間と未確認の二面から描写しようとしたせいで辻褄が合わないところが多々ある。
XX号といって相手に通じるのが意味が解らない。
グロンギの名称が誰も言っていなかったのに唐突に出てくる。
B-○号の名称がどういう法則で用いられているのか不明。
協力者だったとはいえ4号=五代があまりにも確執なくすんなり受け入れられ、あるべき作風なのにライダーというテーマの疎外感がない。
内通者の一条さんが吊るし上げられないわけがない。
医大病院のスタッフから漏洩しないはずがない。
意味のない引きと強者感が多い。

他にもサブキャラクターが出てくるわりにたまにしか出てこないので名前を言われても(一週ずつ観ていたらなおさら)誰か覚えているはずがないとか。
二話構成で次の話に一度も引っぱられないのは何気にスゴイ。
何はともあれ勢いがなくて盛り上がりに欠けてるのが一番ダメなところですね。
平成ライダーが初めてだとしても突っ込みどころが(中期以上に)多すぎるのはよくなかった。
アギトに期待にゃあ。

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