死者蘇り展開好き嫌い
夢のエピローグで仲間の少年がやっぱり2番目に好きな子と付き合うという選択をしてみんながそうだと思ったよみたいな反応をしているところで目覚ましに起こされてエピローグが見れなかったわたしです。
でもそれまでみていた夢も思い出せないからそこしか見ていないのかもしれないけどエピローグという気持ちはあったんですよね。
あと5ページ残ってはいるけど、ほとんどシナリオが書きあがりました。たぶん28ページフル。
本当にこんな「まあ……そこまで悪いところはないんじゃァない?」って自分で言えるシーンが書けるとは……
キャラクターもどっちか悩む余地がある感じでけっこう好きと言ってもらえたし、今までのシナリオ書けない呪いから救われた感じですね。
この話にこだわってよかった……本当に……。
キャラクターを思いついたのは一昨年ですが、この子を捨てたらたぶん自分はもう何も書けないだろうって気がしていました。
今までの子たちも別に捨てたわけではなくまだ書く気はあるけど力がついてからって思っているだけだけど。
ただ最新の文字プロットというかシナリオというか、リテイクを入れてこれを書き始める直前までこりゃダメだと自分で分かるものを書いていたので、どうして突然書けるようになったのか分かりません。
唐突に冒頭のシーンを(内容は同じだけど)こう書いたらいいんだというのを閃いてそのままスルスル書けるって感じでした。
こう書くと「面白いんじゃないか?」と無意味に読者のハードルが上がったり、後々書けなくなった時に自分に刺さりかねないから言いたくはないけど、どうして今までこの程度の軽い話すら書けなくなっていたのか分かりません。正確にはただ単に力量不足だった可能性も高いけど。
大学出てからというものヘドロみたいなシナリオすら書けなかった期間を考えると……こう……初めて60点ぐらいのものを書けただけで無類の喜びを感じてですね……言いたくもなるわけですよ。
あと5ページあるけど。別に内容決まってるからそう詰まるものでもないし……
内容が決まっているといえば、どうして60点なのか。
まあ贔屓目に見たらもう少し、75点ぐらいは上げてもいいけど客観的に見たら高くて60点。
でも今までが、例外なく本筋が曖昧だったり結末まで辿り着かなかったりで0―20の落第ゾーンのものしか(瞬間風速を除いて)書けた試しがないから60点でも嬉しいんです。
本当に、一度たりとも、こういうシーンにしようというのを考えてから書いたためしがありませんでした。
ですが、今回は絶対に、ものすごく単純な話にしようと最初から決めて、本当にしょうもないオチをつけてから、なんとかその結末に向かって書いてみたら、なんとまあ、書けたのです。びっくりですね。
ちょっと長いけど、楽しげな出会いのやり取りを丁寧に書いたつもりです。
さと暗黒代将軍閣下──いつも辛口気味なマイフェア担当編集さまからもキャラクターのどちらが好きか言ってもらったり、連載じゃないんだからと言われながらもやり取りはなかなか良いと言われたりでちょっぴり自信があります。
でも連載じゃないと見せかけて(はいないけど)連作にするつもりだし、上手い具合に思いつけば長編小説にそのまま流用して仕上げるつもりなので何も間違っていません。
シナリオを書いたとして、しっかり作画できるかという点が去年の修行不足により甚だ不安ではありますが──
上に書いたとおりものすごく思い入れがあるので頑張る所存でありますよ。ふふ。
ちょっと不安なのが28ページ書き終わった後で、続きをふんわりとしか考えていないのと、最終的にどんなことが起こるのかちゃんと思いつけていないから何とか……
でも慣れなすぎる作画作業に入るし考えている暇があるのかなって……思うけど書いてないとさすがにこの新しく学んだ感覚を忘れるわけにはいかないので大変そう。
ま、なんとかなるでしょイージードゥーダンス
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