エルカンターレ・カレー!

12月 15, 2009

昨日の深夜にやっていた映画「悪魔の追跡」鑑賞。
長期休暇にキャンピングカーで出向き、宗教的儀式(殺人)を目撃して追いかけられる話。

何がすごいって、登場人物の不注意具合がすごい。
古い映画だからというのもあるけど、みんな超不注意。フラグ立てまくり。その度におどろおどろしい音楽。
ホラーを見慣れた人だと、絶対これ車に隠れてる! とか思うけど、乗ってはいない。常套手段だけど、やっぱり怖い。
無用心な女、忠告を聞かない男、本当に見本のような登場人物たちが、見本のような追跡ホラーをやらかす。
でも追跡者のほうは「何かの崇拝者」という不気味さがあるのに、カーチェイスを繰り広げたり迂回標識を出したり、妙に現実的。
今だと車の破壊とかCGでやっちゃうけど、さすが古い映画、全て実写。
CGを否定するつもりは無いけど、やはり迫力や臨場感が段違い。素晴らしい。
最後は切り抜けたと見せかけ、ファイナル・デスティネーション的な「どこまで逃げても付き纏う」エンド。絶望的。ステキ。

安易やご都合なんでもござれで適当に見えるシナリオだけど、その分かりやすい所が良かった。
最初は1/3だけ観るつもりだったけど全部観てしまった。
次の週が「非日常的な彼女」なのはギャグですよね?

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