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モツ鍋10日

 全部書いてくださいよもう。

 と思ってしまうのは贅沢極まりない。そう自覚してはいるのだが。が。が!
 なんだよもう気になるじゃないの。勘弁してください。
 ところで「ブラディ・バース・リン」なる人物がマジク母ことアイリス・リンの関係者?!と思うより先に、カーネル・サンダースのそっくりさんもといランディ・バースを連想してしまった私の脳みそってどーなっているんだろう。特に阪神ファンでもないのに。
 (追記)てなことを書いていたら、なんと24年前に道頓堀に投げ込まれたカーネル・サンダース人形の上半身が発見されたそうな。これで今年日本一になれば呪いは解消されたということでオチとしてはきれいだが(笑)、はてさて。

モツ鍋8日

 拍手、ありがとうございます。へこへこ。

 収録内容の予定も発表されましたな。ミニ文庫のみならず、「オーフェン」以外の原稿もいろいろ収録する方向で話を進めている、ということだったのだけれど、「パノ」も収録されるとのことで、これはとても嬉しい。
 なにしろ「パノ」を知ったのがつい最近のことで、もう読めないのかなーとしょんぼりしていたところだった。
 いやはや、まこと超豪華すぎて怖くなってくるシロモノであることよ。

リクエスト結果発表

 さて、リクエストの集計結果が発表されましたな。
 うむ、やはりA「チャイルドマン教室全員集合」は王道だな。これ、一度はあると思っていたのに結局なかったし、読者としてはぜひとも読みたい。本編でも一部集合したと思ったら結局ちょっとの間だけでしかも意思疎通してなかったしなぁ……。すごい残念だった。一応「黒の聖域」でかきおろしイラストとして実現してたけど。
 んでBは「教師になる前のチャイルドマン」か。これはこれで渋い話になりそう。推測するに、イスターシバ、それにエキントラやオレイルのリクエストとかもこれに含まれてそうだ。
 Cの「魔王オーフェンVSキース」はどうだろう。作風も変化してるから無謀編のノリはそぐわないものだという印象だし。いや逆に今の作風でキースを書くとどうなるんだと思えばいいのか。先生ここはひとつシュールなのを、と。
 しっかしこれは悩む。あまりにも贅沢な悩みだが。

 ところで、実を言うと「オーリオウル享年マイナス1000歳」とか「ボリーさん32歳」というリクエストも考えたのである。私的に一番気になるのは世界設定だから。だがこれは話にしづらいリクエストというか、琴線に触れないだろうなという予感があり、送っていいものか?というと疑問だった。
 まあ結局ものすごく真剣に迷った末、己の願望を優先して「サルア16歳」で送ったんですがね(爆)。

あそこそ6日

 ちょいと疲れていたので、まともな感想は明日にしよう……と思って寝ようとしたらよもやの複数回更新で寝るに寝れなくなってしまった夜の感想をあらためて書く。
 しかし日記のネタをためておかなくても大丈夫なのだろうか、毎日更新だから連載休止中も雑談ネタが必要なのに、と余計な心配をしてみたり。まあ今回は誕生日ネタ&お仕事情報だから鮮度が命だものな。公表されたザスニの新連載、「ベストオブオーフェン」でちらっと語っていた構想を思い出す。
 そして今回で小休止ということで、そろそろ時期的にリクエストの集計結果が発表されるのかしらー。

 同質にして正逆、と称されたふたりの決着はひとまずついた。どちらがより強く、より正しいか、ではなく、前に進もうとしているか否かが勝敗を分けたのだ。
 オーフェンの覚悟、この夜がかつての先輩コルゴンとだけでなくもっと多くのもの(キエサルヒマに暮らすひとびと、そしてキエサルヒマ自体)との別離になるというその心境をみていると、やはり開拓とボリーさんへの接触(&力の返上)は簡単にいかない話だという気がするな。外界に何があるのかすっっっっごく気になる。……外大陸開拓編、書かれたりしないのかな。いやおそらく書下ろしがそうじゃないのかと思えるのだけれど。
 しかしオーフェンはコルゴンと遭遇するまでのこの数日いったいどこで何をしていたんだ。街をうろついて襲撃を待っていたか、それとも一度は外へ探しに出かけたりしていたのだろうか。

あそこそ5日

 拍手をいただきました。はげみになりやんす。
 昨日は↓のようなことをわめいて寝ましたが、ネットをうろうろしてたら某氏がサルアとメッチェンの絵を描いてらして一気に上機嫌というか「うっひょひょー!」となり現金だなぁと思った、夜の感想。

 寸打が出たぞー。

だが、私はあきらめない

1、魔王と殺し屋の激闘に割って入る隙をうかがっている。
2、どこぞの廃屋で倒れていた金髪の女を発見し慌てている。
3、明日に迫った出航の準備で無茶苦茶忙しい。
4、妻といちゃついている。
5、出向直前まで魔王を待っている姿が描かれる。
6、行間どころかページ間から読み取れという神の試練。
7、無謀編11巻タイトル

あそこそ4日

 ずっと考えていたことではあるが……この物語、つまり「あいつはそいつでこいつはそれで」の意味というのは、いったいなんだというのだろう。
 私は、この不定期連載が始まった当初の感想でこう書いた。

 もし連載が、ワニ娘話のようなすべてが終わった後のおまけエピソードだったら、嬉しいのに変わりはなくともここまで盛り上がらなかっただろう。われらが主人公、オーフェンを待ち受けているのは永遠に終わらない楽園ではなく、更なる困難に満ちた道行きだ。あの世界にふたたび触れられること、これを喜ばずしてなんとしよう。

 「オーフェン」はすでに終わった物語である。物語の終わり、それは語られるべき事象がすべて語り尽くされるということだ。たとえ消化不良の点があろうとも。
 これは別に「オーフェン」に限った話ではない。ファンサービス的に、大団円を迎えた後の楽園の世界を垣間見せるのならばともかく、「あそこそ」は未回収だった設定が開示されるなど、続編といっていいように思われる。一度エンドマークを打った物語に対して、これ以上いったい何をつけくわえようというのか?そのことがずっと頭にあった。
 「スレイヤーズVSオーフェン」で断片が提示されたように、秋田禎信はオーフェンたちの「その後」は考えていたらしいから、富士見書房に後日談競作企画を提示されて「扉」後の顛末を書いてみるのもいいか、と思ったのかもしれない。あるいは、本編中で物語を動かす役割に徹していたクリーオウを、物語の中で意思を持って動くキャラクターとして描こうと思ったのかもしれない。用意はしていたものの、結局使われることのなかった設定群をファンサービス的な意味合いで披露してみようと思ったのかもしれない。
 と同時に、私はコルゴンが登場してから、「この話はひょっとして『同質で正逆』を語りなおそうとしているのでは?」という考えがあった。
 東部編で繰り返し出てきたわりに、カタルシスにはあまりからまなかったフレーズである。というより、物語の中でフレーズについての決着のつけ方が弱かったと言う方が正しいだろう。超人を目指していたコルゴンと、超人は世界を救わないとしたオーフェン。この二人の関係は、本編中では対立や対照というより「ずれていた」という印象がある。互いが手前勝手に行動した結果、「扉」で対峙する場面になっただけであり、しかも対照性を強調して描かれていたわけでもないからだ。こうして「あそこそ」において、やっと関係性が生じたわけだが。
 あえて否定的な言い方をする。「あそこそ」は本編で未消化だった「同質で正逆」の後始末が芯になっているのではないだろうか。新たな要素をつけくわえるならばともかく、本編で語るべきだったはずの事象を後日談で片付けるのは、筋が通らないことと私には思える。

 ……それにしても、本来ならきちんと東部編を読み返してから書くべき内容だな、これは。盛大な勇み足である。

ブーツはどこに消えた?

 拍手感謝いたしますー。

 昨日の感想を書いてから妙に気になったので、正確を期すために(大げさ)オーフェンのブーツがどうなったか確認してみた。いや、もし以前と同じブーツなら、それを踏み抜くコルゴンの力ってすごすぎるよな、と思って。
 「こかして踏みつける」戦闘スタイルを取るオーフェンのブーツといえば、鉄骨やら鉄板やらで補強した凶悪な代物である。防御はもちろん、骨を折ったり砕いたりも可能な優れもの。本人曰く、特注でかなり高くついたそうな。そのころにはお金があったんだなあ。
 お馴染みの革ジャケットを買ったのが17歳のころだというから、ブーツも同じくらいの時期から使いはじめたのかもしれない。
 しかし「銃声」にてレティシャが持ってきた《塔》謹製戦闘服に着替えて以降は、ブーツも戦闘服付属のものになっているので、やはり鉄板ブーツは荒野に放置されてしまったのだろう。
 ならば現在のオーフェンの服装、てか装備は特に戦闘を意識したものではなく、コルゴンが足首を踏み抜くのも容易だったということか。
 オーフェンも殺し屋に狙われている立場とはいえ、開拓委員会に関わっている以上、戦闘装備は難しいのだろうね。

あそこそ3日

 23時ごろから回線がやたら重くなり、エラー出まくるわモツ鍋繋がらないわCGIにログインできないわで「クキェー!」な夜の感想。

 「注:このひとたちは魔術士です」と注釈をつけたくなるような戦闘である。さすが本編中で魔術の強力無比さと弱点を克明に語り、はては「銃による狙撃は魔術に勝る」とまでやってのけた秋田禎信。暗闇での激闘は破壊ビームもなにもなく、きわめて地味なものだ。これは今こそサモアペット博士の真価が問われるとき!さあ皆さんごいっしょに、ま・じゅ・つうううぅぅ!
 足を踏み抜かれた、ってそういえば例の鉄板ブーツは戦闘服にお召し替えした際に置いていったんだろうなあ。今は普通の靴なのか、やはり。
 オーフェンとコルゴン、共にチャイルドマンから暗殺術を訓練された一級のスタッバー、暗殺技能者である。「扉」においては回避された対決がようやく実現となったわけだ。
 戦闘力を削いでいく戦法に出たコルゴンにより、オーフェンに致命的ではないダメージがじわじわと積み重なっていく。しかしオーフェンの強さとは「自分の痛みと引き換えに相手を殺す」と評された類のもの。自身の体を破壊しても意図を達成する、それがオーフェンだ。もちろん同窓であるコルゴンはそれを充分理解しているだろうから、完全に殺すまで止まらないだろうが……。
 して、オーフェンがこの二日間どこで何をしていたかについて。コルゴンを探しに行ったのではなく、罠をはるなど迎え撃つ準備をしていたのでは、と予想してみるがいかがだろう。
 あいもかわらず続きが非常に楽しみだ。

 と

あそこそ2日

 バトル!バトル!
 いよっ待ってましたァッ!

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