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書け書け

 さて、昨日は久しぶりに更新したわけだが……。あらためて数えるとまともに何か書いての更新は7ヶ月ぶり、しかも009で最後にアップしたのは9ヶ月も前という怖ろしい事実に戦々恐々とせざるをえない。
 そして現在進行中の「あそこそ」ネタ、どうも完成がかなり遠いようなんだなこれがまた。
 わたしは基本的に書くものがかなり短い。おおむね2000字程度でおさまってしまう。話、というより情景描写にとどまるものが多いからだろう。ちなみにいまサイトに掲載しているなかで一番字数が多いのは1万字で、これは書きあがるまで半年かかった。性質的に長い話が構築できないんだろうな。
 そーゆー人間なのに、もっか導入部というかほんのさわりだけで3000字を突破しているのはなぜなんだ。いや原因はわかっている。原作の世界観、登場人物の状況とそしてそれがなぜ起きたのか、などなどの説明を盛りこんでいるからだ。こういうのは読んでる人間も原作の知識があるという前提で書けばいいのに、なんでこんなややこしい方向へ進んでるんだろう……。あまり長文を扱わないわたしの脳みそはすでにへとへとである。楽しいからいいんだけど。
 こうなったらいっそのこと、原作をまったく知らない人を想定して書こうと決意。そしてさらにドツボ。
 でも、半年以上もまともな話を書いていなかったので、久しぶりに行う「文章を考える」という作業がなんだかおもしろい。ああ、自分はこういうふうに書いているのか、と再確認しながらやっているみたいだ。

 ところで「あそこそ」というか「魔術士オーフェン」シリーズをご存知の方いらっしゃいませんか。や、キロさんも読者だったという時点で現在すでに僥倖っ・・!な状態ではあるのですが、もしほかにもいらしたら嬉しいなと思って。出てきてちょー。

福本伸行講演会

 なるものが先週末あったそうで。正確には単独ではなく、佐藤秀峰(元アシだったらしい)との二人で、神奈川にある美大の文化祭にゲストとして招かれたとのこと。
 もちろん関東という時点で聞きにいくことはできないのだけれど、ネットをうろうろしているとかなり詳細なレポートを書かれている方が何人もいらっしゃったので、だいたいの雰囲気をつかむことができた。感謝感謝。
 そしてレポートを読んでいると、おもしろげなこともいくつかあり。
 たとえば顔や名前の似たキャラをつい書いてしまいがちになる、とか過去の話は面白くない、とか。やっぱり登場人物の「キャラ付け」には表現する対象としての興味はあまりないんだなぁと納得してみたり。
 残念な意味での「納得」もあった。「涯」同様、「黒沢」も打ち切りだったっぽい…。あまりにも唐突すぎるラストだったし、望まない形の終わり、とあるからそうなんだろうなあ。
 細かいところでは、赤木や銀さんの服がなぜ派手なのか分かったりしたのが。アウトロー=派手なスーツというイメージらしい(笑)。そういえば「堕天録」や「零」の表紙はデジタル彩色だけど、あれはアシスタントさんが塗っているのだろうか?
 あと、マガジンでは「もうしま」を読んでいると知り、これは取材の可能性有りっ…?とひとり握り拳。いや、「零」の連載がはじまってから「もうしま」で登場しないかなと願っていたもので。

 だがいちばん重大なニュースは、「カイジ」の実写映画化だろう。ちょっと前からネットでささやかれていたが、原作者本人が公式の場で発言したのだから間違いない。「アカギ」や「銀と金」はVシネマだったけど、主役が(ネット情報通りに)藤原竜也ならスクリーンで見られるかな。
 漫画の実写化、というとやたら不安感だけが先走るが、いまは楽しみに待っていたい。

衝動買い

 いや、あのですね。「オーフェン」の話なんですがね。考察のネタにもしたいし重要設定が出てくる「魔王」と「血涙」も入手しておこうかと思っていたわけですよ。
 まさか無謀編含めてほぼ全巻一日で買い揃えちゃうなんてなー。あはははー(遠い目)。
 てなわけで、西部編初期と無謀編後期をゲットすれば完璧な状況に。うははーい。もう笑うしかないですな。

漫画描き/小説書きバトン

 めりるさんより受け取ったですよ。漫画描き/小説書きをどちらかに置き換えて回答してください、とのこと。ではレッツラゴー。

■貴方の小説書き歴は?
 物語らしきものを書き始めたのは幼稚園のころだというから、われながら業深だと思う。
■これまでに書いた小説の数を教えて下さい。
 140くらい?ほぼすべて掌編だけども。
■貴方が小説を書く時に使う道具、書く時の手順を教えて下さい。
道具
 PCおよびテキストエディタ。いまはもうできない手だが、学生時代、先生の声をBGMにプリントの裏になぐり書きするときが一番はがどった。
手順
 インスピレーションを得る。掴んだものをふくらませる。この時点ではまだ言葉ではないので、文章という形にする。完成。
■貴方が小説を書く時に気をつけている事、こだわっている事について語って下さい。
 書き手の抱いているイメージを、いかに読み手の内に再現できるか。あとは読むときのリズム感。
■1本の小説にかかる時間はどのくらい?
 まちまちとしかいいようがない。超短文に3年かかることもあれば、数時間で原稿用紙5枚分書けることもあり。
■小説を書く上でないと困る!というものは?(道具以外)
 ひらめき。イマジネーション。妄想ともいう。
■小説を書く中で一番好きな作業は?
■では逆に一番嫌いな作業は?
 好きも嫌いもないなあ。書くことは息をするようなものだから。
■小説を書く中で比較的早くできる(得意な)作業は?
 イメージをひっつかむ。
■では逆に一番遅い(苦手な)作業は?
 文章を書くことそのものがとにかく遅い。なんだろう、一瞬だけ目にした完成したパズルの記憶を頼りに、目隠しした状態でピースを当てはめていくような感じといえばいいのか。
■これまでに書いた中で思い入れのある小説(複数可)について語って下さい。
 思い入れといえば「G博士」だなあ。起承転結がある話は、おそらくこれが人生初。出来はひどいが文章を書く勉強になった。気に入っているのは「予定外の出来事」と「箱」(いずれも009)。
■お知り合いの漫画描き/小説書きさん1~5人へバトンタッチ
 きいろさん、こゆみさん、公義さんいかがでせう。

短文

 「あそこそ」ネタで短文をば。個人的にはあまりやらない方がいい書き方なんだが……。書くことに飢えているが物書き力も低下しているので、いまのとこ、生産できるのはこんなものなのだなと自分自身に対してお茶をにごしてみる。
 (10月22日追記)よく考えたら時系列勘違いしてたヨ!というわけで削除。

省萌え

 ちょっと前から「あんまり萌えないようにしよう」と思ってそうしてきた。とはいうものの、根っからのオタのことである、なかなかすぱっと切り替えるまでには至らない。数年にわたる死闘(?)の末、ついに萌えないことに成功したのだけれど、今度はモノカキの意欲まで減じてしまったという不思議。
 萌え、あなどれねー。
 てことは、モノカキをするなら今度は萌えればいいわけなのだろーか。だが今となっては、萌えがどういうものか忘れてしまったのだが、いったいどうすれば(笑)。

目標

 拍手いただきました。動きのないサイトですがありがとうございます。

 福本系検索サイトの「ざわざわサーチ」さんが11月で閉鎖される。いままでありがとうございますー、と思ってたら昨日新しい検索サイトさんができていたのを知った。しかもふたつも!わひょーい。
 でも拙サイトに関していえば、いまの情けない状態を考えると新しいサーチに登録するのもはばかられる。動きが完全に止まってるし…。小話ひとつ書きあげたら登録できる、とか自分に目標を設定することにしよう。

ざわざわソート

 自分で作ろうかね、と言っていたソートが完成したのでのっけてみる。何も考えず人名を放りこんでいたらちょっと調子に乗りすぎて人数が多くなってしまった。ので、少し減らして最終的には121人に。暇な方はどぞ。
 「ざわざわソート」http://usamimi.info/~bef/sort.html

 誤字脱字、なんで○○がいないんだ、などつっこみどころあればご連絡よろしくです。

禁断の箱

 本が棚に収まりきらず、床の上に積まれているマイ部屋。どうにかしたい、と長年心の中にだけあった考えをついに実行した。少しずつ片づけを進めて入れる場所を増やし、いる本といらない本を整理したので現在は床が広々としている。
 今度手をつけたのが隅くたに置かれた大小ふたつの段ボール箱。中に詰められているのはみんな大好き薄い本である。みつしり。せめてこれを大きい方に全て収めてしまえというのが今回の目標だ。
 ちなみに段ボール箱のうち片方は色々なジャンルが混在しているが、もう一方はすべてTRIGUN本である。ふたを開けると、この10年近くひたすら集めてきた私の執念がもわっと漂ってきたように思うのは気のせいだ、と思いたい。どの本をいつどこのイベントで、あるいは中古店で買ったかほぼ把握しているのが自分でもなんだかな。なんにせよ愛着はものすごいので、簡単に整理などできるはずもない。数年前に一度薄い本の整理をしたときもこれらには手を入れられなかったし。
 というわけですごいがんばった(当社比)。三日かけてついに段ボール一箱分を減らすことに成功したのだ。やった。ついにやったぞ。達成感にうちふるえる私の背後には整理した本の山が積みあがり、マイ部屋はまたしても足の踏み場もなくなっていた。
 …これ、どうしよう。

落語会行ってきた

 亜熱帯・大阪にあるまじきことだが、ここ二日ほどは昼間から涼しく過ごしやすい。涼しい、ちうても30度は越えている。それでも2度ほど下がるだけでずいぶん違うものだ。
 さてそんな日、落語会に行ってきた。聞きにいったのは桂福團治一門会。目下、我が家では桂福團治を贔屓にしている。
 ちと調子を悪くしていたので遠出はおっくうだったのだが、声をあげての大笑いだったので多少元気に。いや行ってよかったわ。

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