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カンフル剤100本

 また間が開いてしまいましたな。どーも秋田箱というカンフル剤の効果は早くも切れてしまった模様。またぞろ文章を書けない状態に戻った気が…。
 とはいえヲタ熱は相変わらず。秋田箱やらTRIGUN新装版&劇場版やらで脳みそが12、3年前に戻ってしまっている今日このごろ、皆様いかがお過ごしであらしゃいましょうか。思えばあのころから干支が一周したことになりますな。当時わたくしはバリバリのてぃーんえいじゃー。色々な振る舞いを思い返すにつけ、背筋が寒くなるばかりでございます。なんまんだぶなんまんだぶー!
 そんな中、内藤御大のtwitterで知った衝撃の事実。御大と秋田はオシャレカフェを蹂躙し尽くす仲だった!
 以前から交流があるという噂は耳にしていたが、それが事実だったことが証明されたわけで私としてはもうどーすればよいのやらわからないのでとりあえず豆腐の角に頭をぶつけてきます。モツ鍋で言われていた、延期になったというノベライズの仕事がTRIGUNなんだろうか。そうだったら…考えただけでちょっとアレですな。ぬふり。

 ところでTRIGUN新装版を全て揃えて専用のケースに収めるとレガートの能力が(略)もとい、画集が手に入るという噂はマジなんでしょうか?早く続報が知りたいものです。

「オーフェン」世界の創世神話

 数々の裏設定が怒涛の勢いでご開帳とあいなった秋田箱、中でも注目株なのがやはり「世界離脱者(ウォーカー)」こと第四号神人種族「ガンディ・ワンスロウン」であろう。「エンジェル・ハウリング」のガンザンワロウン、「シャンク!」のガンバンワロウンに続いてついに「オーフェン」にもこの名が登場した。どう関係するのか、は具体的に不明のままであるので、作品世界のつながりなどについてはよけいにわからなくなった(笑)。彼ら3人のガンさんが同一の存在であるのか、あるいは各々平行世界のよく似た人であるのか、いずれ秋田禎信が語ってくれると信じたいところ。
 ザとバの違いだけなら平行っぽいのだが、ガンディ・ワンスロウンとなると、音韻が抜け落ちたように見えるんだよな。
 ところで私は以前「終端」12月4日付での感想で書いたように、「オーフェン」世界は循環を繰り返しているのではないか、と推測した。

不死の巨人…停滞、虚無の世界

巨人の死…神々(=可能性)と世界の誕生

何らかの事態(ex.ドラゴン種族による世界解析)による神々と巨人の現出

巨人の成長による変化の克服

神々の無意味化…停滞

 こうした繰り返しの中で生まれた歴史のひとつが「オーフェン」であり、また「エンハウ」「シャンク」と考えていた。
 しかし秋田箱を読むと、たとえば「オーフェン」の数千年後に「エンハウ」の歴史に移行したのかとも思えてくる。「エンハウ」にあるという氷海は、メイソンフォーリーンによる溶けない氷のことではないだろうか。ひょっとすると精霊たちも、克服されその存在を落としていった神人種族の成れの果て…とここまできたら突飛過ぎるな(しかし「神々」から「神人種族」という呼称の変更は明らかに位階が低められたと感じられる)。

 さて秋田箱で新たに明らかになったことをふまえて「オーフェン」世界について私の考えをまとめてみる。なぜかHTMLに例えて。

<HTML>…これが世界である、という規定。
<HEAD>…物理法則など世界のルールが記述される部位。
<META>…ルールの具体的な内容。書き加え可。
</HEAD>
<BODY>…ここより実際に観測される部位、宇宙。
<!-- 宇宙が誕生し、歴史がつづられる -->
<!-- 始まりあれば終わりあり -->
<!-- すでに滅亡への秒読みは始まっている -->
</BODY>…宇宙の終焉
</HEAD>

 基本的にBODYより下からヘッダへと干渉することはできない。しかしあるとき、BODY下の一要素に過ぎないスウェーデンボリーは神化を行い、自身の記述をヘッダ部へと移すことに成功した(<META NAME="walker" content="スウェーデンボリー">)。これが世界を離脱し、常世界法則と同一化するということである。
 またあるとき、ドラゴン種族が魔術を開発したためヘッダ部に直接干渉することが可能になってしまった(つまりブラウザのバグを利用したハックのようなものかもしれないな)。これにより、本来不可視であったはずのメタタグが実際に形を持ってBODY下に現われるようになってしまい、終焉へのカウントダウンが始まったのである…いかん我ながらよくわからなくなってきた。こーゆートンデモ説を唱えてみるが、さて、いかがだろうか。そしてほとんどtwitterでのメモ書きのまとめと化している…。

 ところで秋田箱で明かされた設定や物語の断片があまりに魅力的であるため、各所で「もったいない」との声が上がっている(私も心からそう思う)。しかし、3部や4部が実際に小説として書かれることがあるかどうかはともかく、世界設定についてはまた何かの作品で顔を出すのではないか、という気がする。すでにみっつの作品世界で使っているからして。

あけましておめでとうございます

 昨年は皆様ありがとうございました。といっても、春以降放置していたも同然の状態でしたが…。そんな中でも訪れてくださっている方におかれましては、まことにありがたいことです。また、拍手くださった方、思いもかけず作ることになった本を手に取ってくださった方、その他様々な形で関わってくださった方すべてに「ありがとうございます」と申し上げたいです。
 早いものでこのサイトも八年目に突入。切りよく十年目指し、だらだらとでも続けていきたい所存。

市長ブラコン説

 秋田箱を読了して早くも1週間が経過した。感想文がまとまらないので、twitterでメモがわりに思いつきを書きつらねている。
 今回は、市長が亡兄の名を街につけた、ということがじわじわキているという話を書こうと思う。続きを読む

秋田箱のサ

 感想文がなかなか進まないなか、こやつは後に回そうかと思ったが、よくよく考えると私に期待されているのはサルアについて語ることであるように思う。というか、そうに違いない。
 出番は無きに等しいとはいえ、本人が出てきてしかも無事が確認されただけでも僥倖々々。だって開拓団の状況を考えるとあの20年間、いつ死んでいてもおかしくなかったってことなんだもん。生きててよかったよ、本当だよ……。
 箱が出るまで、複数回「『あそこそ』書籍化にあたって秋田が原稿に手を入れた結果、数行出番が増えてた」「書き下ろし分で(略)」とゆー夢を見ていた私だが、さすがに現実では多くは望んでいない。まあ夢でくらい欲望大爆発しても罰は当たらなかろう。
 しかし目下私がすべきことは夢を見ることではなく、「無理をして葬式に参列」という表現からそげてたり日々苦労しまくってたりくたびれてたり老けてたりますますいい男になっているところを行間から読み取ることだと思う。あ、あと20年間で何回死にかけたかも。
 お偉いさんになったせいか、文中で名詞になってるのを見ると(サルア派だのサルア計画だのとか)、「もぞっと」しまくったりしつつ、市の名前に兄の名前を採用してたのはなんつーか、照れた。いや照れるところではないけどなんだか照れた(笑)。教師長の名前をつけたのは、対外的にも、つまり開拓民的にも受けはよかったんじゃないかな。

TRIGUNの映画

 なかなか秋田箱の感想を書く余裕がないよう。

 2010年4月公開ということで嬉しく思う。実に嬉しい。数年前に「TRIGUN X(仮)」というタイトルで再びテレビアニメ化される、というニュースが出て以降、どうなることかと気を揉んでいたのだから実に長かった。
 で、その前売り券を冬コミで内藤御大直々に対面販売するそうな。
 TVシリーズも再放送するそうな。放送局はTOKYO MXというからおそらく東京のみなんだろう。
 …羨ましくない。サイン会だって毎度毎度諦めてたんだし今更対面販売くらいで驚かない。再放送?DVD見るから問題ない。
 さらに1月には「血界戦線」の単行本が発売される。数字が振られるということは、こりゃ続編も期待して間違いなかろう。めでたいめでたい。
 さらにさらに、カラーページも全て再現したTRIGUNの新装版も刊行されるのである。やれ嬉しやめでたや…というより御大はどれだけ私から搾り取ろうというのか。SQの広告で見たときは正直「勘弁してぇぇぇぇぇーッ!」状態だった。嬉し涙は血の涙なり。

 どうせ搾り取るならアクションフィギュアの続編(ミリィどうなったんデスかマヂで)と超豪華画集もよろしくお願いします、とジャンピング土下座。

秋田箱

 読了。

 ものすごく面白い話の、ほんのさわりだけをちら見せさせられた気分だ。

サルア萌えの人に23の質問

 以前から細々作っていたものを公開する。
 本来HTMLでアップすべきなのだが、頭が相変わらずうじゃだらぱーであり、もはやいかんともしがたいほどソースが組めない。
 かといって、頭が元に戻るまで待っていると時間がどれだけかかるかわからないので、見切り発車ではあるがこのような形で公開することを決めた。落ち着いたら、またあらためてアップするつもり。
 面白げだと思われたら、テキトーにコピペして持って帰ってくださいな。

 なお、この「質問」の作成にはつーささんのご協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。


「サルア萌えの人に23の質問」
01. 「我が森に集え狼」にて登場したサルア・ソリュード。彼に対する第一印象を教えてください。
02.初めて読者の前に姿を現した記念すべき巻。「我が森に集え狼」
03.何を隠そう、挿絵での初登場もこの「狼」でした。気づきましたか?
04.血まみれになりつつ、満を持して再びのお目見え。「我が神に弓引け背約者(上)」
05.名台詞がいっぱい。「我が神に弓引け背約者(下)」
06.実は「我が遺志を伝えよ魔王」「我が聖都を濡らせ血涙」にも名前だけは出ていました。
07.今だから言える!東部編で再登場しないかなと思っていた方は、その無念さを思う存分述べてください。
08.でも「我が夢に沈め楽園(下)」「我が聖域に開け扉(下)」で思い出されてましたよね?
09.「あいつがそいつでこいつがそれで」に出てきたときの心境をあるがままに。
10.以上を総合して、サルアにまつわる印象的な台詞、場面をいくらでも挙げてください。
11.サルアといったらまずはこれ。ガラスの剣について何かひとこと。
12.暗殺者としてのサルアをどう思いますか。
13.本編に暗殺シーンがあったとしたら現在の印象は変わっていたと思いますか?
14.多趣味な彼に新しい趣味ができました。さてどんな趣味?
15.哀れ、部屋の片隅で溶けていたジーンズ。ところでどんな服装が似合うと思いますか。
16.「あそこそ」にてご成婚。新郎新婦にメッセージをどうぞ。
17.もし息子や娘ができたならどんなお父さんになるでしょう。
18.外大陸の最強(略)町ではどんな職業についているんでしょうね。
19.なぜか夢の中に秋田先生が登場。サルアが主役の話を書いてくれるそうです。どんな話を希望しますか。
20.「おっさんくさい」が代名詞のサルア。本当におっさんの年齢になったらどうなるんでしょう。
21.サルアのある一日を想像してみてください。
22.第一印象と比べて、現在は何か変化していますか。
23.お疲れさまでした。最後にサルアへ向けてひとことどうぞ。

 参考にもならない私の回答は以下にて。続きを読む

申し訳なし

 サイト、というか日記を書くことすら放置して早や1ヶ月あまり。さすがにこのままでは放置癖がついてしまうのでは、と自分に喝を入れる意味をこめて浮上してみむ。

 以前書いたように、同人誌を書き上げてからというもの脳みそがまっちろけ。どうやら自分の中にある「文章を書く素」を全部注ぎ込み、すっからかんになってしまったらしく。いまだに元に戻りません。気力がない、とか意欲がない、というのとはまたちょっと違う感じが。
 本当なら、水面下でとりかかっているものにも手をつけていかねばならないのですが、こういった状態のためほとんど動かしていません。いろいろと申し訳ないです。

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